7月に開催される北海道洞爺湖サミット、開催前に北海道の魅力を発信しようと海外のメディア関係者を招いたプレスツアーが4日、白老入りし、アイヌ民族博物館を訪れました。(北海道新聞より)
12カ国12人の一行は、古式舞踊などを鑑賞し、カメラやメモを手に同博物館職員の説明に耳を傾けていたそうです。
そしてこんな場面が。
ある外国人記者が、同行した白老町長に、「国がアイヌ民族を先住民として認めないのはなぜか」と。
そうです、以前にも紹介しましたが、http://ameblo.jp/shokokai-shiraoi/entry-10050332098.html 国は先住民として認めていません。
海外から見ても”なぜ”と思うのが当たり前のようです。
今回のテーマは”環境”
ここ北海道で、もっとも環境に配慮した生活をしてきたアイヌ民族、決して食べるものを粗末にしなかった、必要以上に食料を採らなかった。
このすばらしい精神文化を世界に発信せず何をするのか?
そして、外国人記者の問いに、「アイヌ民族の歴史・文化が日本の社会や政府に正しく理解されていない」 「白老には、アイヌ民族の誇りある文化を世界に発信する使命がある」と強調したようです。
18年度に行った事業も、この精神文化をしっかり取り入れたものです。
北海道新聞の記事を見て思ったことでした。
