「イオル体験事業指導者育成事業」の紹介 第2弾


茅の採取


チセ(アイヌの家)の壁や屋根を葺く材料として、地方によって異なりますが、カヤ・ヨシ・笹・樹皮を使用していました。

チセ1

その重要な茅(今回はヨシ)も段々と採れなくなり、道内の他町から譲ってもらっている状況もあります。


今回は、栗山町へ行き、採取方法や見分け方などについて学びました。


茅1

採取した後、白老へ戻り、利用されるもの別に処理が行われますが、大変な重労働です。


茅2

ヨシ1

また家の内部は、カヤやヨシで編んだ簾(すだれ)や蓙(ござ)が下がっていて、それが戸のかわりになっていました。

ヨシ2

今回は、町観光課F氏からの情報提供でした。


材料の調達に遠方まで行っているとは今回始めて知りましたが、資源の大切さ、環境の保護を改めて感じました。