今回は、白老町の水の源、クッタラ湖のお話。


このブログでもたびたび登場の”虎杖浜”地区にある、クッタラ湖。

支笏洞爺国立公園特別区域にある周囲8kmの円いカルデラ湖。摩周湖に次いで透明度の高い美しい湖で、チップ釣りのメッカとしても知られています。


クッタラ湖2

このクッタラ湖。

誕生は、約4万年前、クッタラ火山の山頂部の陥没によりできたカルデラ湖説が有力です。

環境省の2001年度公共水域水質測定結果で、水質の湖沼部門で全国1位! (COD=0.7mg)

透明度は、28.3m(国内2位)

肢節量(丸に近い度合い)1.5で国内1位。そうです、わが国で一番丸い湖なんです。


クッタラ湖1

面積は4.7平方km(国内19位)。容積0.491立方km(国内7位)。


白老の虎杖浜・竹浦地区の水道水の原水は、このクッタラ湖の湧水を利用しています。だから、この地区の水道水は本当に美味しい!もしかしたら日本一の水道水かも!!

コーヒーなんかもぜんぜん違うんですよ。


古くから、この水があったことからか、虎杖浜地区では”わさび”栽培が行われていました。今では、虹鱒の養殖も行われています。

虎杖浜たらこも、前浜の魚介類も、この水があったからと信じています。