国が進める、アイヌ民族の伝統的生活空間「イオル」再生事業
(白老は先行実施地区に指定された)にて
「サケ」をテーマに体験学習第1弾が実施されました。
※イオルとは、衣食住から儀式まで、こうした生活に必要なものをすべてまかなう自然の領域のこと。
実施された10月6日の前日5日、白老町としては、いや北海道としても
大きな動きのあった日で、白老町は、アイヌ民族についての町行政の
基本的は方向性を定めた「白老町アイヌ施策基本方針」を策定。
同方針は、道内の自治体で初めて、アイヌ民族に対する行政の包括的な
基本方針をまとめたほかに、アイヌ民族を「先住民」と位置づけた。
日本政府は「アイヌ民族は先住民族であると結論を下せる状況にない」
という姿勢を崩していないだけに、「先住民」の明記は画期的だ。(北海道新聞より)
この記事が出た6日、このイベントが行われました。![]()
白老町内の小・中学生や父兄が参加しました。
開会式では、アイヌにとってのサケのお話や、
綺麗な山が綺麗な水をつくり、そしてシャケを・・・
というお話。食べるものにはすべて命が宿り、
我々はその命を頂く。
最初は、白老の石山地区にある、シャケ・マスふ化場に行きました。
まだシャケはいませんでしたが、施設内にて説明。
それから、その日のメインである、地引網体験。
その前に、豊漁と安全を祈り、カムイノミが行われました。
そしていよいよ!![]()
楽しみに網を引いた結果。
色々なものが・・・
シャケ・カレイ・フクラギ・フグ(小さい)などなど・・![]()
時刻もお昼となり、場所を移動し、食事に。![]()
シャケのさばき方を教えてもらい、シャケに串をさして
焼いてみる事も出来ました。
食事は、このシャケの焼いたもの”チマチェプ”と
”オハウ”北海道の石狩鍋のような物。
そして、ご飯が見えないほどの”いくら丼”!!![]()
あまりにインパクトがあり、ついつい写真を撮るの忘れました。
最高に美味しかったです。![]()
一日、アイヌ文化にふれた日でした。





