幸手市商工会と一緒に桜で街おこしをしている河津町商工会の第3弾
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河津は歴史のある街でもあり、文学作品で有名な街です。
そう 『伊豆の踊子』です。ノーベル文学賞を受賞された川端康成先生の作品ですよね。映画としても有名で、6代にわたった数多くの有名女優が主人公の踊り子に扮しています(百恵ちゃんもいいけど、田中絹代もいいです)。その舞台は、商工会から山間に入った湯ヶ野温泉にあります。
【時が止まっているような…、湯ヶ野温泉】
福田屋旅館 (日本秘湯を守る会)、明治12年創業です こちらが小説の舞台なんです。
【こちらが福田屋旅館】
小説の中で「~小川のほとりにある共同湯の横の橋を渡った。橋の向うは温泉宿の庭だった~」と書かれています
【旅館の隣にある伊豆の踊子文学碑】
除幕式には、(母べえの)吉永小百合さんも見えたそうです。
この旅館には、太宰治や三好達治、横光利一等々の文豪が訪れています。
【河津七滝の一つ「初景滝」です】
古語で滝のことを「垂水」(たるみ)と呼びます。河津は七つの滝を「ななだる」と呼んでいます。
【旧天城トンネル(道路トンネルでは初めての重要文化財)】
明治37年に完成し、全長455.5m、幅員4.1m。トンネル両端の抗門及び内部全体が切石積で造られています。
小説の中では、「…暗いトンネルに入ると、冷たい雫がぽたぽた落ちていた。南伊豆への出口が前方に小さく明るんでいた…」と書かれています。
実際は、踊り子と学生(私)は、トンネルから湯ヶ野に向かいます。作者が旧制一高時代の伊豆旅行の回想を物語にしたようです…
PS 文学作品を、地域資源として地域活性化に取り組んでいる河津の街…。幸手は確か落語の牡丹灯籠の舞台ですよね
★協力 河津町商工会(S木職員)★
福田屋旅館(商工会員)