月イチ「ようようウオーキング」 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」

 

曇り空の中、余り暑くないこの日曜日、毎月の産学官連携の月イチ

「第213回ようようウオーキング」は、坂町の歴史探訪ウオークで、

広島文化学園大学が担当です。9時30分大学をスタート。先日秋祭りで

賑わった八幡神社の壁画を眺め、八幡神社を訪れました。

宮島の5代目の大鳥居は毛利元就、隆元父子の寄進により完成していますが、

その用材の楠は、八幡神社境内地に自生していたものです。

次は安芸門徒の名刹西林寺を経由し、総頭川沿いから上條公園へ。途中珍しい

ザクロが実っていました。

上條公園の一角には「畝のおじいさんの像」があります。

子ども時代、上條から植田へ行くには山越えの道しかありませんでしたが、

トンネルができたらいいのにと、少年の夢を持ち、16歳の時、単身でハワイに

わたり、40年間の辛苦の結果、マットレス工場を経営。巨万の富を築き上げ、

「少年時代の夢」実現のため帰国。工事費を全額個人負担で上條トンネルと

取り付け道路を1年4ヶ月の昭和26年に完成。すごい人ですね。

長寿で100歳になる前に亡くなられました。昭和25~26年当時といえば、

まだほとんど車のない時代。そんな時、上條トンネルは幅4m、高さ4.5m、

長さ110mと、60年後車社会となった現在でも立派な現役です。

取り付け道路は1,400m。上條地区内だけでなく、トンネルを出て、

植田地区を通り、国道31号まで続いています。また、子どもや住民のために、

グラウンドやプールまでつくられました。地区のために、私財を投げ打つとともに、

子ども時代の夢を実現。坂町が誇る素晴らしいスーパー“おじいさん”です。

現在坂町では「畝のおじいさん」物語を漫画として発行しています。

その後は、ずぶう山の中腹の道を眼下の景色を楽しみながら、坂駅南口へ。

予定より少し遅れて11時40分到着。約11,000歩のウオーキングでした。

次回は11月16日(日)紅葉を楽しむウオーキングで横浜公園を訪れます。

商工会担当で当日受付です。ご参加ください。