こんばんは 「ようよう坂町」
6日は広島原爆の日、9日は長崎原爆の日、15日は終戦記念日。
お盆も過ぎましたが、週末の今日は37℃の猛暑日予報。厳しい暑さが
続いています。夏の花といわれ、広島市の花である「夾竹桃」が
今、さか・なぎさ公園に咲いています。
夾竹桃は『原爆により70年間(あるいは75年間)草木も生えないと
いわれた広島市の焦土にいち早く咲いた花で、 市民に復興への希望と
光を与えてくれた』という事で1973年(昭和48)‘広島市の花’に
選ばれています。
夾竹桃は、日本へはインドより 中国を経て江戸時代中期に伝来し、
葉が竹に似ていること、花が桃に似ていることからこの名がつきました。
夾竹桃は6月から9月まで咲き続ける花との説明がほとんどですが、
実は夾竹桃、ずっと咲き続いているわけではありません。5月下旬から、
咲いては散りを3回繰り返し、11月下旬までの約6ヶ月間も楽しませて
くれる花なのです。したがって「原爆」後に咲いた夾竹桃は、7月下旬に
散った後の2回目の開花ということになります。
夾竹桃は3回も開花を繰り返す生命力のある息の長い花です。
3回も花開くことができると、私たちの人生に照らし合わせてみると、
楽しみが増えますね。