こんにちは 「ようよう坂町」
ご存知ですか。今日は左利きの日ということを。 日本では2月10日を
左利きの日としようという運動があります。0(レ)2(フ)10(ト)だからです。
左利きの人は人口の約10%といわれています。私は左利きで、妻は
右利きです。わが家の4人の子供(といっても全員成人)は上2人の娘は右利き、
下2人の息子は左利きです。孫はといえば、9人中今のところ3人が左利きです。
右利き、左利きについては、修道高校時代の同級生でRCC中国放送の
アナウンサー、部長などを務め、定年退職した小沢さんが「暮らしのなかの
左右学」と題した本を出版されたり、各方面で講演をされています。
この本には世の中の「右と左」についていろいろ紹介されています。
なかなか興味深い本です。
神社にあるしめ縄の太い方と細い方はどちらを向いているか。
通常は太い方が右側です。左が上位なのに神社はなぜ逆か。これは神社の
鳥居の方から見るのでなく、神様の側から見るからで、参拝者から見ると
逆になります。四国金毘羅宮です。地元住吉神社も太い方が右です。
ただ、その逆(左が太い)の場合が出雲大社や世界遺産の厳島神社など
まれにあります。
3月3日の雛祭りが近づき、雛飾りを飾られている家庭もあるでしょうが、
隣の孫娘の家にひな人形が飾ってあります。
男雛が左で、女雛は右です。左が位が高いからとのこと。通常は男雛が
向かって左、女雛が右が一般的ですが、京都は逆です。
右利きの人は多数派ですし、左利きは少数派で、世の中右利き主体と
なっていますが、地球は左周り、陸上は左回り、左利きのことも関心を
持ってほしいですね。世の中右利き用にできており当たり前だから、
案外気づかないことや気にならないことも多いかもしれません。
左利きの日を契機に、右利きのあなたも、ぜひ「暮らしのなかの左右学」を
一家に一冊常備していただき、世の中の「右と左」にもっと関心を持ていただき、
あなたやあなたの家族の人生を豊かにされませんか。