こんにちは 「ようよう坂町」
今日は13日といえば何の日でしょうか。
47年前の今日は、私の人生にとって大きなスタートの年でした。今の私や
家族があるのは、正にそのスタートのおかげなのです。
「かわいい子には旅を?」と、青春真っ只中の25才の時、何んと会社を
半年休職し、学生時代からの夢であった海外自転車旅行(オーストラリア
・ニュージーランド)に一人で旅立ったその日なのです。
今は円安になったと...いっても、米ドルが110円、豪ドルが70円ぐらいですが、
その年の1月変動相場制になりましたが、アメリカドルが265円、豪ドルが
360円の時代でしたから、超円安の時代で日本にとってはまだ肩身の狭い
海外旅行でしたし、給料が5万円の時、70万の自己資金と50万円の借入金と
計120万円をかけた青春時代の一大行事でした。
持ち物は輪行袋に折りたたんだ自転車と唐草模様の大風呂敷に包んだ
荷物でした。
オーストラリアの新聞に2回載りました。
ニュージーランドの新聞には3回載りました。6カ月もたつとひげボウボウ(左)。
でも日本に帰る時はさすがそのままではいかず、美容院で髪を切ってもらい、
さっぱりしました。(右)
6ヶ月余りの海外自転車一人旅は今となっては考えられないようなことですが、
若気の至りでしょうか。でもそれが縁となり、今の妻と結婚ができたし、4人の
子どもや9人の孫に恵まれた家族の今日があるのは、正にこの旅立ちがあった
からこそで、感謝ですね。そして友人との絆、ふるさとのよさを再発見したことに
より、その後その会社を辞め、地元での開業、商工会とのご縁ができ、ついには
商工会で仕事をさせていただくことになりました。
若い時にオーストラリア旅行をし、そのまま住みつく日本人の方も多い中、
私にもその可能性はありましたが、選択したのはより地元密着の生活でした。
そのどちらが幸せなのかはわかりませんが、47年前の今日スタートした旅は、
結果的には私の人生を大きく左右したようですし、今が幸せなのでいい経験、
そしていい決断だったのかもしれません。