こんにちは 「ようよう坂町」
わが坂町は災害が比較的少ない地域のように言われて
いましたが、昨年の西日本豪雨災害で大きな被害を受け
ました。その中でも、小屋浦地区は死者17人、不明者1人、
半壊以上の家屋645件と甚大な被害を受けています。
くしくも、今から112年前(明治40年)今日7月15日
午前4時頃からの豪雨で、小屋浦地区では天地川が
氾濫し、死者44人、流失家屋は130戸中54戸と大惨事が
起こり、小屋浦地区は完全に陸の孤島になってしまい
ました。
その水害碑とその援助に対する報恩碑が小屋浦公園に
ありますが、ほとんど知られていません。
またその時坂地区では死者1人、行方不明1人、流出家屋は
10戸でしたが、坂尋常小学校は倒壊したとのことです。
災いは忘れたころにやってくるといいますが、まさに
その通りですね。まさかの水害です。急峻な山の多いわが町、
こんな大災害があったことを知り、自然災害に対する準備や
心構えを、これを機会にもっと真剣に考え、取り組んでいく
必要があります。
以前議会の一般質問で、この日を「防災の日」としては
どうかと質問しましたが、実現できませんでした。
防災意識がもっと高かったら、今回の犠牲者は防げたかも
しれません。今回の惨事を契機に、もう一度「防災の日」を
制定し、防災意識の啓発を図っていく必要があると思いますが…。