教訓は112年前の水害。 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんにちは 「ようよう坂町」

 

わが坂町は災害が比較的少ない地域のように言われて

いましたが、昨年の西日本豪雨災害で大きな被害を受け

ました。その中でも、小屋浦地区は死者17人、不明者1人、

半壊以上の家屋645件と甚大な被害を受けています。

くしくも、今から112年前(明治40年)今日7月15日

午前4時頃からの豪雨で、小屋浦地区では天地川が

氾濫し、死者44人、流失家屋は130戸中54戸と大惨事が

起こり、小屋浦地区は完全に陸の孤島になってしまい

ました。

その水害碑とその援助に対する報恩碑が小屋浦公園に

ありますが、ほとんど知られていません。

またその時坂地区では死者1人、行方不明1人、流出家屋は

10戸でしたが、坂尋常小学校は倒壊したとのことです。

 災いは忘れたころにやってくるといいますが、まさに

その通りですね。まさかの水害です。急峻な山の多いわが町、

こんな大災害があったことを知り、自然災害に対する準備や

心構えを、これを機会にもっと真剣に考え、取り組んでいく

必要があります。

以前議会の一般質問で、この日を「防災の日」としては

どうかと質問しましたが、実現できませんでした。

防災意識がもっと高かったら、今回の犠牲者は防げたかも

しれません。今回の惨事を契機に、もう一度「防災の日」を

制定し、防災意識の啓発を図っていく必要があると思いますが…。