こんにちは 「ようよう坂町」
台風一過です。台風7号は大したこともなく、無事
通り過ぎていきました。
今日で決算審査6日目が終わりました。学校教育課
と給食センターでした。
さて、カキのシーズンも終わり、来シーズンへ向けて
種付けの準備が始まっています。カキの種が浮遊し
始めるのは、世界遺産宮島の管弦祭の頃です。
今年は7月29日(日)です。満月と大潮のこの時期、
広島カキ業者にとっては勝負時期です。
この時期を逃すと、もう2週間後でないと採取でき
ません。最近カキのとれないことが多いようですが、
今年はどうでしょうか。新しいいかだ作りも始まって
います。
いかだは今まで竹で作っていましたが、高価でも
耐用年数が長い「ひのき」で作る業者も出てきて
います。
ホタテ貝との間にビニール管を通したものを沖の
いかだに持っていき、吊るします。そしてタネのつく
のを待ちます。
タネがつきますと、いったん引き上げて、森山一周
道路の海岸に持って帰り、「ひび」に吊るします。
潮の干満を利用して、カキのタネの生き残り、タネの
間引きと強いカキの生育を行います。
その後、秋口に沖合のいかだに持っていき、本格的な
養殖が始まります。
冬は広島カキのおいしいシーズンが待ち遠しいですが、
まず、今年はタネの採取が成功するよう、祈っています。