こんにちは 「ようよう坂町」
6月議会定例会が昨日閉会となり、今日9時からは議会広報
委員会です。「議会だより第148号」の編集を今週一杯行います。
梅雨入りがまだのようですが、梅雨時の花といえば「アジサイ」
ですが、夏の花といわれ、広島市の花である「夾竹桃」が咲いて
います。
夾竹桃は『原爆により70年間(あるいは75年間)草木も生え
ないといわれた広島市の焦土にいち早く咲いた花で、 市民に
復興への希望と光を与えてくれた』という事で1973年(昭和48)
‘広島市の花’に選ばれています。
伝来し、葉が竹に似ていること、花が桃に似ていることから
この名がつきました。
夾竹桃は6月から9月まで咲き続ける花との説明がほとんど
ですが、実は夾竹桃、ずっと咲き続いているわけではありま
せん。5月下旬から、咲いては散りを3回繰り返し、11月下
旬までの約6ヶ月間も楽しませてくれる花なのです。したがっ
て「原爆」後に咲いた夾竹桃は、今どきの花でなく、2回目の
開花ということになります。
人生にたとえるなら、人生3回花が咲くと思えば、たとえ1~2回
と失敗しても、3度目で花が咲けば気が楽になりませんか。
日本人は、えてして咲いてパッと散る桜の花が好きですが、
目立たないが、寒い冬にじっと耐え、花開き、厳しい暑さにも負
けず、3回も自分を表現する。そんな夾竹桃。人生を重なり合わ
せてみるとおもろいではありませんか。
「夾竹桃」にもっと注目して欲しいですね。