こんばんは 「ようよう坂町」
この週末は寒くなりそうです。寒くなってくると「広島カキ」の出番です。今年
はカキの生育が遅れ、いつもなら出荷解禁が10月1日からなのですが、
今年は生育が遅れたため、11月2日からの解禁となります。間もなくです。
先日、朝のジョギングの途中で漁業基地に青森ナンバーのトラックが来て
いたので、行ってみましたら、宮城産の種カキを持ってきたとのこと。
宮城の種カキは生育が早く、来年の10月ころには出荷できるとのこと。
広島産の種だと生育が遅く11月過ぎないと出荷できなく、出荷競争に勝つ
このカキも来年の秋には大きくなって「広島カキ」として皆さんの口に入るよ
広島カキの種カキは7月から8月にかけて採苗します。ホタテ貝に種が一杯
つきますが、そのままだと密集していてあまり大きくならないので、潮の満ち
引きを利用し、干潮の時、弱い種は死に、強いカキだけが残っていきます。
少し大きくなった カキの種をカキ打ちシーズン前に、沖のいかだの作業場へ
運び、カキ投しという作業を行います。種のついたホタテ貝を一旦ばらし、
20㎝ぐらいの管を間に挟んでいき、カキが大きくなってもいいようにしていき
ます。それを再びいかだに垂らしていきます。
成長し大きくなったカキのカキ打ちがいよいよ11月2日から始まります。
カキ打ち場では朝早くからベテランの打ち子(といってもおばさんですが)に
よって、カキ打ちが始まります。


出荷規制をされていても、先日「焼ガキ」やカキフライを早々と食べました。
いよいよおいしい広島カキのシーズンです。待ち遠しいですね。