今週末は坂八幡神社の秋祭り、曳船の最終打合わせです。 | ウオーキングの町 坂町

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こんばんは 「ようよう坂町」


いよいよこの土・日曜日、10月10日(土)・11日(日)は1260年余りの

鎮座の歴史のある坂八幡神社の秋例大祭です。町内各地区から、神輿

などいろいろ寄進ものが奉納され、にぎやかな祭です。

宵頃(よごろ)は、10日(土)で、儀式、小学生による巫女舞があり、頂載

(ちょうさい)、屋台などが奉納されます。11日(日)は本祭で、祭典として

は、儀式、巫女舞、湯立てがあり、各地から寄進ものが奉納されます。

頂載(ちょうさい)は刎条、浜宮、曳船が横浜、獅子舞は西側、上条、

台は森浜、中村の各地区から奉納されます。

その中で、わが横浜地区からは265年余りの伝統のある「曳船」が奉納
されます。


横浜戸主会が所有する「曳船」は1749年頃から奉納されたとの
記録があ

り、神功皇后が凱旋される時の様子を形象化したものといわれています。

武具やのぼり、吹き流し等で勇ましく飾った御座船が横浜の港を出て、船

頭がもんでいき、祭の先祓い的な役目をしています。波穏やかな凪や怒涛

にもまれて航海する姿を、ホラ貝と荘重な音頭によって、大船頭の指揮

もと、そろいの法被の若者たちによって繰り広げられる勇壮さは、かって

荒海に生きた横浜の心意気を表しています。若者たちによる大船と横浜小

学校5~6年生による小船の2隻が奉納されます。
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その最終的な準備が昨夜ありました。法被や足袋などを準備し、参加者

に配布します。各地区ごとに実行委員である船頭さんなどが各自に配布

します。各地区ごとに並んだ法被と足袋などです。
各地区の船頭さんがそれぞれ受け取って帰り、参加者の皆さんに配布し

ていただきます。
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午後8時からは最後の音頭の練習です。その前に、当日の準備や当日

の進行などの最終打ち合わせを、大船頭、船頭補佐、小船頭などの実行

委員さん20人余りで行いました。
続いて音頭の練習です。出船唄「きしやぎ山」、道中唄「宮島神木」、戦勝

報告唄「かぶとぎん」がそれぞれの場面で唄われます。音頭担当だけでな

く、音頭に従って船が進んでいくので、進行がうまく行くために、小船頭以

上が練習しています。左の写真が音頭の皆さんです。

今日は最後の練習ということで、全部の唄を練習しました。この中で「かぶ

とぎん」は神社境内で、本殿に奉納されるときに唄われます。

前唄として“目出度いな 若枝も繁茂”と唄い出し、“さて、目出度いな 初春

の…”と続き、“さて又夏は卯の花の…”“秋になりての その色は いつも

戦に勝つが色…”“冬は雪根に空晴れて…”と続き、“かぶとの星は菊の花

思うかたきは打ちにけり…”と続きます。そして最後に後唄「富貴御用となり

にける 目出度いな 我が世やよ嬉し」で結ばれます。
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11日は午前7時から横浜西公園前で飾りつけを行い、午前11時50分から

出船式を行い、12時には八幡神社に向けて出港です。
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秋祭りでの奉納は、全員一丸となって横浜魂のパフォーマンスを発揮し、

感動の「曳船」をご披露したいとの心意気です。

また多彩な寄進もの満載で近隣では珍しい魅力一杯の坂町の秋祭です。

町内だけでなく、近隣の皆さんもぜひお出でください。お待ちしています。