こんにちは 「ようよう坂町」
75人が亡くなったり、家や暮らしを奪われた広島土砂災害から今日20日
で1年。と尊い犠牲を忘れず、自然の猛威に備えを怠らず、痛みと教訓を
分かち合うことを胸に刻む日となると、今朝の中国新聞に書いてあります。
108年前(明治40年)の7月15日未明、その当時坂町(当時坂村)を襲った
未曾有の大雨は、大水害となり、小屋浦地区で44人、坂地区で2人の命
を奪いました。流出家屋は54戸、坂小学校も流されるという大災害でした。
小屋浦は陸の孤島となり、船で救助活動が行われたとのことです。(町史
による)、その水害碑が小屋浦公園と八幡神社内に建立されています。
また、1923年(大正12年)にも10人の死者を出しています。昔、こんな大災
害があったことはほとんどの人が知りません。
水害碑の横にある報恩碑は、多くの方に救助活動していただき、その
ことに対しての感謝の碑です。
今回月イチ「ようようウオーキング」~町史を巡るウオーク~で水害碑を
訪れました。
今、坂町は災害がないいいまちといわれていますが、過去こんな大災害
のあったことを歴史に学び、防災への備えを怠らないようにしなければな
りません。ちなみに、今年は町内一斉の避難訓練はありませんが、9月
21日(月・祝)に北新地グラウンドで「坂町総合防災訓練」があります。
多数ご参加、ご見学をお願いします。