こんばんは 「ようよう坂町」
お盆といえば、お墓参りですが、お寺にもぜひお参りしてほしいですね。
ちょうど盂蘭盆会の法要をしていました。もう終わりましたが、今回のご
講師は呉市広の浄円寺のご住職。ありがたいお話でした。
まず“何のために生まれ、何をして生きるのか”と問いかけられました。
これには続きがあり“答えられないなんて,そんなのいやだ”と続きます。
アンパンマンのマーチの歌詞とのこと。ご講師の答えは“阿弥陀様に逢
うため”との答え。
不平不満で生きるのではなく、「おかげさま」で生かされ、「ありがとう」で
生き抜く人生を。おかげさまの「かげ」は陰でなく、「星影のワルツ」の光
で阿弥陀様のことですよと。そして次の言葉「しぶ柿のしぶがそのまま
甘味かな」。しぶは煩悩で、しぶに光を当てるだけで甘くなるわけです。
この光こそが阿弥陀様で、そのおかげさまで、煩悩そのまま転じて甘く、
すなわち仏になるとのことです。
これこそ自力でなく、他力ですね。わかりやすいありがたいお話でした。
お寺の存在がだんだんと遠くなっていますが、ぜひたまにはお寺に
お参りし、仏縁と安穏を求めてみたいですね。