こんばんは 「ようよう坂町」
今日は7日で「七草がゆ」を食べると元気に一年が過ごされるといわれて
いますが、食べられましたか。私は食べましたので、今年も元気で行けそ
うです。おまけに生タコの刺身も食べました。広島大学や県立大学の研究
では、タコは大腸がんや生活習慣病予防に役立つといわれています。
さて、日本伝統芸能である雅楽の「坂雅正会」は、120年の歴史があり
ますが、その「坂雅正会」が1月12日(日)13時過ぎ、東京有楽町の東京
国際フォーラムで開催中の「町イチ!村イチ!」のステージで特別出演・
演奏します。東京や近郊の方は是非ご鑑賞・応援ください。
なお、この展示会は、全国の町村が自慢の物産やご当地グルメなどが
一堂に集結、またステージでは各地の郷土芸能が演奏されます。
http://www.zck.or.jp/machi1-mura1/
「雅楽」ってご存知ですか。雅楽は約1400年の歴史を持つ世界最古の音
楽といわれて、仏教文化とともに伝わった音楽や舞が、日本古来の歌や
舞と融合した古典音楽。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺
産登録や雅楽師・東儀秀樹さんの活躍で、最近雅楽を聴く人が増えています。
文化協会会長が代表の雅楽の「坂雅正会」は、結成120年です。
一昨年末には町民センターで、「坂雅正会結成120周年と坂町無形文化
財指定の記念演奏会」が開催されました。
町と雅楽を結びつけたのは、旧坂村の彫刻師、林正市氏。本願寺鹿児島
別院(鹿児島市)の再建に携わった時、初めて聴いた雅楽の調べに魅せら
れ、楽器の演奏法を学びました。それを坂村に帰り、仕事仲間や親族に教
えたのが始まりとのこと。以降、後継者づくりに努め、今日まで続いています。
雅正会は町内では、坂町文化祭、けんみん文化祭などで演奏していますが、
本願寺広島別院の法要や広島護国神社の春と秋の大祭のほか、西本願寺
(京都市)の雅楽奉納会にも毎年招かれており、一昨年初の「坂町無形文化
財」に指定されました。
会の現在のメンバーの方は、町内の学生や会社員、町職員など20人ぐら
いで、年代は10~70代と幅広く、練習は月2回坂公民館で行っています。
篳篥(ひちりき)です。坂町文化協会会長であり、雅正会会長は篳篥の演奏
です。
鞨鼓(かっこ)です。
鉦鼓(しょうこ)と
太鼓です。
琴は楽箏(がくそう)です。