こんばんは 「ようよう坂町」
台風27号の影響で降り続いた雨も夕方になり、やっとやみました。
明日は孫娘の通う横浜小学校の学習発表会です。開催が危ぶまれました
が、何とか開催できそうでほっとしています。
さて、毎週金曜日朝7時から広島市駅前のホテルニューヒロデンで、朝
活の先駆け「積極人間の集い」があり出席しました。昭和57年7月から
31年続き、今朝は第1,525回目です。
ゲストは蓄音機愛好家の菅原喜美雄さんで、テーマは「昔を懐かしむコ
ンサート」でした。一昨日の生の弦楽四重奏演奏を楽しんだ「マイ・ハート・
コンサート」に続き、音楽の秋となりましたが、昔の蓄音機でのレコードでの
懐かしい歌は、違った意味で感慨深いコンサートでした。
菅原さんの蓄音機との出会いは小学生時代ですが、マツダの機械工とし
て働いていた時、ふとしたきっかけで友人宅の蓄音機に出会い、急に子ど
も時代のことがよみがえり、広島市段原の骨董店で蓄音機を購入したのが
初めてでした。その後、買い集め、古い蓄音機をばらしては組み立て、再生
していました。


今では50台あり、蓄音機のために増築までしました。今日は大正時代のラッ
パ型と昭和10年代、20年代と4台の蓄音機を持ってきていただき、戦前・
戦後の懐かしい音楽を聴かせていただきました。ラッパは木製です。


支那の夜、上海だより、江利チエミの「テネシーワルツ」、美空ひばりの「リンゴ追分」など懐かしい唄を聴いた後、「南国土佐を後にして」をレコードに合わせて合唱しました。
動力は電気でなく、手回しで動く、正に省エネです。右の細いものはレコード
の針で、竹製とのこと。1回でダメになるそうです。
珍しい蓄音機に皆さん関心が深く、懐かしいのか、会が終わっても蓄音機
についての話をさらに聞いていました。
木製のラッパに直接手を触れ、その感触を楽しんだり、今はなきレコードも
見せていただきました。
毎週金曜日朝の「積極人間の集い」は、毎週ゲストが違います。その朝に
ならないと誰がゲストかわかりませんが、広島だけでなく、全国からも来ら
れます。右から左の人、文化人からスポーツの人、老若男女、中にはスー
パー高校生もいました。私もこの12月で26年になります。ずいぶんといろ
いろなゲストに出会い、そして会員の皆さんとのご縁もいただいています。
正に“朝活”の先駆けで素晴らしい会です。皆さんもいかがですか。