こんばんは 「ようよう坂町」
わが町は子育て支援のまちとして、子育て世代の定住で、人口が増えて
いますが、増えている地区は、坂駅前周辺の新しい住宅地平成ヶ浜地区
がその中心です。それを除く周辺地区は高齢化が進んでいます。平成ヶ
浜地区に隣接しているわが地区(横浜二部地区)も例外ではありません。
高齢化が進んでいる地区では、隣近所が支えあうまちづくりを目指して、
様々な事業が取り組まれています。
その中の一つが、地域の「ふれあいサロン」です。 地域社会の変化で、
一人暮らしの高齢者が困っていても、声をかけない人が目立ち、昔ほど
近所づきあいがなくなり、目配りが行き届かなくなっているのが現状の中、
わが町、わが地区では、おおむね65歳以上の方を対象に、交流の場と
して「ふれあいサロン」を開催しています。
その「ふれあいサロン」が先週土曜日午前10時から横浜中央集会所で
開催されました。
「ふれあいサロン」は集まりやすい地区集会所を会場に開催しており、地
区住民福祉協議会福祉部の皆さんのボランティアで行われています。
午前10時から開会ですが、まず大豆のダンベルを使ってのダンベル体操
で体をほぐしていきます。指導はボランティアの皆さんです。常連の方も多
その後は、毎回いろいろなゲストを招待して<交流しながら楽しんでいま
すが、今回からは安芸区中野地区から民謡などのグループ12人の皆さん
に来ていただきました。
島根県民謡でおなじみの「安来節」の全国大会に出場した方の自慢ののど。
その踊りが面白く、会場に笑いを誘う「ドジョウすくい」は、元看護士さん。
地元の「音戸の舟唄」は、後ろで櫓をこぐ音があったり、演出も素晴らしか
ったですよ。
会場の参加者の皆さんは、その熱演ぶりに見入ったり、笑ったり、拍手を
したり、大いに楽しんでいました。地区では今回を始め、年3回の「ふれあい
サロン」があります。そのほかの月は老人クラブの例会です。
残念なのは、老人クラブの時は男性が多いのですが、サロンはアルコール
抜きなので、その参加が少ないことです。
和やかなうちに、サロンも進んでき、いよいよ昼食です。食事をとりなが
ら、 話も弾んでいきます。会費は300円で、町社協の補助もあり、弁当
昼食後はゲームやカラオケなどで楽しみますが、私は午後からは島根県
川本町へ行くために、途中退席。それ以降の写真はありません。
「ふれあいサロン」は、レクリェーションや演芸観賞、高齢簡単な手芸、工
作、子どもたちとのふれあい交流など「楽しく・気軽に・無理なく」をモットー
に行われ、仲間づくりやひきこもりの予防につながっています。
現在、町内各地区で定期的(年3~10回)に開催されています。
また、「サロン世話人」「サロンボランティア」としてたくさんの方が、企画・
運営に参加されています。
だれでも気軽に参加できるので、ご近所同士の交流を深める場ともなっ
ています。毎月開催している地区もありますが、わが地区では年3回の
開催です。
20年先には全世帯の7分の1を一人暮らしの者が占める、との予測も
あるそうです。地域のきずなを結び直し、失われつつあるお互いが支え
あう「地縁」そしてまちづくりをどう取り戻し、進めていくか一人ひとりが考
えてみたいですね。このような「ふれあいサロン」やもっと小規模で隣近
所でも「プチサロン」などで、お互いが「支えあうまちづくり」を推し進めて
いき、地域の絆を深めて行きたいですね。
皆さんの地区ではいかがでしょうか。