こんばんは 「ようよう坂町」
今朝の雨はすごく、大雨警報が出ました。そんな中、いつもの通りの朝ジョ
ギングです。いつもなら視界に入る沖合の江田島なども見えません。横浜小
学校前を通ると、早々と職員室に灯りが。午前7時現在でまだ大雨警報が出
ていたので、その時点で町内小中学生は自宅待機との町内放送がありまし
た。そして午前11時現在で警報が出たままでしたので、結局は休校となり
ました。
広島大橋やひろしまベイブリッジのある海田湾の海は茶色に濁っています。
まだ今後も雨が降り続きそうで、全国で大雨土砂災害の被害がでなければ
いいのですが…。
そんな中、先日、大雨土砂災害を想定しての町内一斉の避難訓練が行わ
れました。一昨年に続き2回目です。町と消防団、地区住民福祉協議会が一
緒になって行うもので、町内人口約半分の6千人余りが対象です。もちろん、
山が近いわが家も対象です。避難場所は小・中学校や地区集会所など28ヶ
所が指定されています。
午前9時に防災行政無線により、大雨洪水警報発令による「避難勧告」の
放送がありました。わが家の避難場所は近所の中学校です。
わが地区は山際なので全世帯が避難対象地区です。まず町内放送が
あると、直接避難場所に行かず、一時集合場所を決め、そこへ集まり、
全員の避難が完了したら、避難場所へ消防団などが誘導していきます。
一時集合場所に集合し、避難者のチェックをあらかじめ決めていた地区
の班長である避難誘導者が行います。わが孫娘も参加です。
チェックで全員の避難が完了したことがわかると、まとまって避難場所へと
誘導していきます。わが地区は中学校に近いので北門からの避難です。
正面の校門に他地区から続々と避難してきます。
28ヶ所の避難場所のうち、中学校は体育館と武道館の2ヶ所が避難場所
となっています。体育館はわが地区の横浜2部地区、武道館は横浜1部地
区です。
体育館に到着し、避難が完了すると、各班ごとに班長が人数を把握し、避
難誘導の代表である住民福祉協議会副会長にその旨を報告します。
副会長は担当消防団の方に報告し、消防団から災害対策本部へ避難完了
と人数の報告をします。
わが地区はこの中学校と地区集会所の2ヶ所が避難場所になっています。
わが地区は近いので避難完了したのが9時15分でした。避難勧告放送か
ら15分の速さでした。9時40分が避難勧告解除予定なので、それまで待
つことに。その時消防署の救急車がきました。
避難所で体調不良者が出たという想定です。住民の方1人が担架にのせら
隣の武道館には横浜1部地区の皆さんが避難してきましたが、遠方で歩い
てくるため、時間がかかり、避難完了したのが9時30分でした。
避難完了の後、前回の反省のもと、今回は土砂災害についての注意事項
などの講習を役場職員にしていただくとともに、次回は台風・地震津波を想
定した避難訓練を9月21日(土)に行いますので、ご参加くださいとの説明
がありました。
そして、災害時に役立つとして、身近なものを使っての担架づくりとして、竹
最後は、地区住民福祉協議会副会長の「ご協力ありがとうございました。
それでは解散します」との挨拶で解散です。
無事避難訓練が終了しました。予想以上に多くの参加があったようです。
翌日の新聞報道では避難対象地区約6千人のうち、半数近い約2千人が
参加しました。前回に比べると少なくはなっていますが、多くの住民に参加
いただき、やはり関心の深さを感じます。
わが町では比較的急傾斜工事が進んでいますが、まだ未整備のところ
もあります。わが地区でも中学校近くで約50年前ぐらいに土砂崩れが起き、
被害がでいいます。また隣接して山肌が露出している墓地もあります。
最近のゲリラ豪雨は想定以上ですから、いつも大雨土砂災害が起こるや
らわかりません。
今回2回目の町内一斉の避難訓練、多くの町民の皆さんの参加があり、
関心のあることがわかり、成果はあったようですが、回を重ねていくことも
大切なことです。
そして、今夜は地区の「防災マップ作成委員会」があり、地区の危険個所や
避難経路、要支援者などの防災マップの作成についての協議をしました。
災害はいつ来るかわかりませんが、日ごろからその備えをしておくことは
大切なことです。