5/21の誕生日といえば…。 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」


 今日も26度と夏日の暑い日でした。そんな中、昨日に続き議会報告「健

楽歩だより」を配っています。わが母校で孫娘の通う横浜小学校では、25

日(土)が運動会なので、練習に励んでいます。
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初夏といえば、麦秋といわれますが、上条地区には「もち麦(わが町では

ムラサキ麦といいます)」の穂がまさに紫色をしています。このもち麦を使い、

わが町では「芸州坂うどん」とか「ようよう饅頭」を特産品として販売していま

すが、地元人気ケーキ店「レクール」んでは、「もち麦焼きドーナツ」を開発し

販売。今では人気商品となっています。

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昨年の今日のことを覚えていますか。日本中が金環食でわきました。わが

町では金環食にはなりませんでしたが、雲間か直接きれいに見えました。

もう、何だか昔のことのようですね。
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さて、今日は長男33才の誕生日です。4人の子供のうち上二人がお姉ち

ゃんで下が弟です。まだ結婚をしていないので、何とか30才までにといっ

ていましたが、もうその30才もとっくに過ぎてしまいました。仕事が遅番

いうことで何もできず、後日の誕生祝となります。

また、5月21日といえば、わが宗派浄土真宗本願寺派宗祖親鸞聖人様

の降(ごうたん)の日です。1173年5月21日(旧暦では承安4月1日)の

ご誕生で、今年で840歳になります。本山では盛大な降誕会が営まれてい

ることでしょう。


今日は2人の誕生日のほか、私の誕生日でもあります。私の実際の誕生

日は7月21日ですが、10年前のこの日、京都本願寺での帰敬式で法名

「釈道正」をいただきました。お釈迦様の子として誕生した日で、今日で満

10歳を迎えました。2回目の誕生ですが、まだまだ子どもです。

*法名・・・下記参照

わが宝海寺では一足先に宗祖親鸞聖人様の宗祖降誕会法要が営まれ

ました。

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13日午後からと14日、15日午前、午後と計5回ほどご法座が営まれました。
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降誕会を前にして、おみがき奉仕をしました。仏具のおみがきやお寺の境内

の清掃です。主には仏教婦人会の方ですが、男手として、仏教壮年会12名

の皆さんのお手伝いも含め、約60名が参加しました。
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男手としては、中や外回りで高いところの清掃とかを担当しました平日で

すからなかなか参加者が少ないのですが、私も参加しました。
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ソテツの木も伸び過ぎているので、バッサリと切ってしまいました。切ったと

ころから新目が出るそうです。
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清掃も終わり、幕を掲げて約1時間半でおみがき奉仕は無事終了です。
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そして、いよいよ宗祖親鸞聖人の降誕会法要の日です。私は13日午後と

14日の朝と最後の日の午前、午後とお参りしました。ご講師を福山市

お迎えし、記念講演がありました。ありがたいお話を聞かせていただきまし

た。その中で、ご縁というお話がありました。親鸞聖人は9歳でお坊さんに

なられ、比叡山に上られ、自力の道を20年から修行され、山を降りられ、

他力の師匠の法然上人に出会われます。実は法然上人の道場は9歳で

お坊さんになられる時、得度されたお寺からわずか歩いて10分ぐらいの

ところにあったとのこと。もし、その時法然上人のお寺で得度されていたら、

20年間の苦行のの必要はなかったかもしれない。たった10分のところを

20年かけてのご縁。ご縁とは不思議なものですね、とのご講師のお話で

した。

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最後の日の午後席では、若婦人の皆さんによるハンドベルの演奏がありま

した。1番右がわが妻です。宗教歌とともに、おなじみの童謡などの演奏も

ありました。その中に「みかんの花咲く丘」がありました。 法要の終わった後

は同じく若婦人のバザーです。手作り作品の即売会です。

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♪みかんの花が咲いている…♪で始まるおなじみの歌ですが、そのみかん

の白い花が、わが家の隣の畑に咲いています。その歌の演奏があることを

知っていたわけではありませんが、フェイスブックで紹介しようと、朝写真を

撮っていました。何かご縁を感じますね。
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またみんなで作ったドーナツやクッキーもあります。
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こうして早めの宗祖親鸞聖人様の降誕会も無事終了しました。

親鸞聖人の降誕をご縁にお寺とのご縁が多くありした。平素なかなかご

縁がない中、お寺参りを通じて心は“安穏”にそして心豊かになったような

気がします。いろいろな宗教があるでしょうが、ぜひ日頃からご縁をいただ

き、“安穏”の世の中になってほしいものです。


さて法名?戒名?とは・・・

 浄土真宗では、本願寺で帰敬式を受けるとき、ご門主さまからお剃

刀を受け、「法名」を戴きます。法名は、名に対する仏教徒としての

名前のことで、他宗派では、出家受戒したときにつけられることから

「戒名」ともいれることが多くありますが、浄土真宗は戒律を科せら

ることはありませんので、決して戒名とはいわず、あくで法名とい

います。

 
二文字が法名の常識

 法名の前には、誰でも必ず「釈」という文字が当てられます。これは

「釈迦」の「釈」で、お釈迦さまの弟子であることを意味します。いっ

みれば、仏教徒としての姓のようなものです。その次に当てられる二

文字が法名です。よく、法名は長い方がありがたいと思われる風潮が

ありますが、浄土真宗の法名は二字法名以外はなく、すべて平等です。 

なお、浄土真宗でも「院号」がつけられることがありますが、これは、宗

門の発展に貢献された方に、それを讃える意味で本願寺より下附され

るものです


法名は生前に

 「法名や戒名は死んだ人につける名前じゃないの?」と思われる方

が多いかと思います。実はそれはまったくのうそです。自分の名前を

死んでからつける人がいるでしょうか。法名はあくまで生前にいただ

く仏教徒として名前です。それはどの宗派でも一緒のはずです。

 「名は体を表す」といいますが、宗教的な名前を持つということは、

自分がどういう命を生きて行くのかという確認することといえます。

仏教は死んでからのものではなく、生きる者に「命の方向を教える」

ものです。行き先が分からないバスに乗る人はいないはずです。

例えその行き先を実際に見たことがなくても、自分がどういう所に行

くのかということが分かってないと、落ち着いて乗ることはできません。

法名をいただくということは、私の命の行く先をはっきりと定めること

なのです。