こんばんは 「ようよう坂町」
今日からゴールデンウィーク後半戦です。例年とは違って肌寒い風が吹
いており、時たまぱらっと雨が来ましたが、まずまずの天気でした。
いよいよ今日から広島市では平和大通りを中心に「ひろしまフラワーフェス
ティバル」が開催されました。この祭りは、広島カープが初優勝した年に平
和大通りで「優勝パレード」がきっかけとなり、開催されることになり、今年
で37回目です。
12時から始まった「花の総合パレード」には、坂町からは初めて「坂町音
頭」で総勢180名が出場し、テレビで初出場の坂町と紹介されました。
「坂町音頭」では初めてですが、3年前、横浜戸主会は総勢200名で「坂
町制60周年記念の横浜戸主会のひき船」で参加し、最高の「パフォーマン
ス賞」を受賞しました。それまで昭和61年の10回目に坂町として初めて出
場し、平成2年、6年に出場、16年ぶり4回目でした。
総合本部のある前ではパフォーマンスのために、船をもんでいきます。今ま
で静かな海をゆっくりと進んでいましたが、荒海を乗り越えていく姿を表現し
て行きます。
荒波を受けるときは、船首をあげて波に乗りあげて行きます。波に乗りあげ
おりるときは、船尾をあげて勢いよく前に進んでいきます。
いつもの秋祭りでは、境内なので下が土ですが、平和大通りはコンクリート
なので、船底に打ってある金具をこすり、熱で煙が上がるぐらいの熱気です。
2回ほど繰り返し、まだ再び静かな海へと進んでいきます。小船も同様の動
きをします。
今回の「花の総合パレード」には、79団体約8千人が参加。出発地点を12
時にスタート。平和公園前までの約1.2キロをパレードして行きます。次か
ら次へとパレードは続いていきます。
FF企画本部の花車「花・いのち・キラキラ号」です。フラワークィーンの3人な
どのクィーンが笑顔で手を振っています。
今年初めて出場する「坂町音頭」は3年前の8月「坂町制60周年」を記念
して新しく作られた踊りで、今では各地区の盆踊りや8月の潮の香まつりな
どで踊られています。
今回はその「坂町音頭」で“青い海 緑の山 キラリと光る坂町”を元気よく
PRするため、町内小学生や各種団体など総勢180名の踊り隊が参加。
昨年秋から実行委員会を結成し、合同練習を重ねてきました。
スタンバイゾーンで緊張しながらもワクワクして待つ踊り隊の皆さんです。
12時41分。町長、副町長、教育長、教育次長、小学校長、町議会議長、
住民福祉連絡協議会長、文化協会長の計8名が横断幕を持ち、先導です。
そして、音源車、小学生大人と続いていきます。そろいの新調した大人は浴
衣、子どもははっぴを着て、音源車から流れる「坂町音頭」を聞きながら、踊
り隊のスタートです。
1. 東の空に あけぼのの(ア ソレソレソレ)
時を乗せて 雲は流れる(ア ソレソレソレ)
映る景色は 牡蠣舟か(ア ソレ)
春はほのかに 梅の花(ア ソレ)
えーどえーどで踊ろうか
列もきれいに並び、踊りもそろっており、さすが猛練習の成果でしょうか。
2. 史跡の紅葉 色づいて(ア ソレソレソレ)
八幡の山の はちまん様は(ア ソレソレソレ)
屋台 頂載 獅子舞と(ア ソレ)
坂は祭りの パラダイス(ア ソレ)
えーどえーどで踊ろうか
一糸乱れぬ踊りのため、真剣な表情ではありますが、時々沿道からの町民
や知り合いの声援には、笑顔を見せていました。
3. ここは横浜 港町(ア ソレソレソレ)
浜は賑やか 揃いの法被(ア ソレソレソレ)
粋な男の 心意気(ア ソレ)
豪華絢爛 曳船よ(ア ソレ)
えーどえーどで踊ろうか
総勢180名のそろった踊りはさすが迫力があり、見事です。
4. ここは小屋浦 宵の宮(ア ソレソレソレ)
恐いぞ赤鬼 竹棒かつぎ(ア ソレソレソレ)
悪い子いぬかと 追いまわす(ア ソレ)
鬼さんこちらと 逃げまわる(ア ソレ)
えーどえーどで踊ろうか
出発地点からゴールへ向けて追っかけて行きましたが、たくさんの人出で
かき分けかき分け進むので、なかなか思うように前に進めません。
5. 山と海とに 囲まれて(ア ソレソレソレ)
夜空をてらす 社の灯り(ア ソレソレソレ)
かすかに聞こえし 笛太鼓(ア ソレ)
先祖が残した 里の秋(ア ソレ)
えーどえーどで踊ろうか
パレードの方は、途中交差点の信号などの関係で、走ることが何度かあり
ました。踊りだけでなく、走力が必要な参加者の皆さんです。こちらもそんな
皆さんを追っかけるのは大変でした。
いよいよ平和大橋を渡ると、平和公園前がゴールです。最後に坂町の紹介
があります。
アーチをくぐると無事ゴールです。ホッと一安心といったところでしょうか。
この後、バスの待っている中国新聞社前に向かいます。ご苦労様でした。
今回初めて「坂町音頭」での出場。準備から練習、フラワーフェスティバル
で元気な坂町を発信しようと、参加者一同が一つになり、取り組んだ結果。
すばらしいパフォーマンスで、元気な坂町のいい情報発信になったのでは
ないでしょうか。
後日実行委員会の反省会が行われるでしょうが、今日の姿を見ていると、
今年だけでなく、来年以降もぜひ出場してほしいですね。
今年はブログでの紹介のため、外からの応援でしたが、次回出場というこ
とになれば、ぜひ中に入って踊りたいですね。