こんにちは 「ようよう坂町」
今日は「北方領土の日」です。今、尖閣とか竹島問題の陰に隠れている
ようですが、この日は1981年(昭和56年)に閣議決定されました。その由来
は1855年のこの日(旧暦の安政元年12月21日)日露通商友好条約が締結
され、北方四島が日本固有の領土として認められたことからです。安倍政
権には、返還に向けての粘り強い交渉をお願いしたいですね。
た、今日は1998年(平成10年)に長野冬季オリンピックの開会式が行われた
日です。オリンピックといえば、2020年の東京開催に向けて招致活動が行
われています。年末にはJOC専務理事が当町に来られ、講演会がありま
した。その関係で「招致バッジ」をいただき、着けています。坂町議会では
東京五輪招致により、東京だけでなく、国民の夢の実現、日本全国の活
性化につながることとし、招致推進の決議をしようと検討しています。
さて、この4日(月)午前10時から「坂町ボランティア連絡協議会」の設立
総会が坂町平成ヶ浜福祉センターでありました。この設立のきっかけは、
平成15年度に設立されたボランティアセンター運営委員会です。
3年前の広島県社会福祉協議会が開催した「プラチナ・マスターズ・ラボ」
(福祉のまちづくり参画研修)や広島国際会議場での「第19回全国ボラン
ティアフェスティバルひろしま」に委員が参加し、ボランティア団体などの横の
連携の大切さを学びました。
委員会でいろいろと調査・研究し、遅ればせながら、昨年末から「坂町ボ
ランティア連絡協議会」の設立に向けて、町内のボランティア団体や個人
に呼び掛け、入会募集を行っていました。
このたびの総会で入会したのは7団体(商工会坂支所、子育て支援ぱおぱ
お、朗読やまびこ、ふれあいサロンとして、はまみや・刎条・横浜二部・横浜
三部)と個人24人(ようようネット、さかまち応援隊、ファミリーサポートセンタ
ー)と運営委員10人です。総会当日は28人が出席しました。
まず、町長である社会福祉協議会長の挨拶です。次いで設立に向けて取り
組んだ,ボランティアセンター運営委員長が、設立の経緯などを説明しました。
そして、議事に入り、規約の説明、ボランティア相互の交流親睦・情報交換、
活動向上のための研修実施などの活動計画の説明があり、原案通り承認
されました。続いて会長選出となり、ボランティアセンター委員長が会長に
新たな会長の挨拶です。続いて出席者の皆さんの自己紹介と活動紹介が
行われ、総会は無事終了しました。今後の連携・活動が期待されます。
加入団体の「子育支援サークルぱおぱお」は、若いお母さん方のグループで
子育て支援の活動をしています。例年11月にある「坂町文化祭」では、運営
資金ねん出のため、バザー活動を行っています。
また、9月には他団体の協力を得て、0才~未就学の子どもとその家族が
対象の地域交流「さかっこまつり」を町民センターで開催しています。盛りだ
くさんの催しがあり、多くの親子でにぎわっています。
今年は10回目の節目の年で、9月22日(日)に開催されます。
民生委員、母子推進委員などによる昔の「伝承遊び」などのコーナーもあり
ます。
「朗読ボランティアやまびこ」はわが地区のふれあいサロンにも来ていただ
きました。高齢者福祉施設や小学校などに出かけて読み聞かせや紙芝居
などのボランティア活動を行っています。
サロンの皆さんもその紙芝居を熱心に見ています。最後は盛大な拍手です。
地域社会の変化で、一人暮らしの高齢者が困っていても、声をかけない人
が目立ち、昔ほど近所づきあいがなくなり、目配りが行き届かなくなってい
るのが現状の中、わが町、わが地区では、おおむね65歳以上の方を対象
に、交流の場として「ふれあいサロン」を開催しています。
現在、町内では11地区で開催されています。「ふれあいサロン」は集まりや
すい地区集会所を会場に開催しており、地区住民福祉協議会福祉部の皆
さんのボランティアで行われています。このたびの連絡協議会には、そのう
ち4サロンが加入しました。
わが地区のサロンは年3回の開催です。ダンベル体操をしたり。
みんなにお馴染みの童謡や古い演歌などを歌い、のどの体操です。
そしてこの後、小屋浦地区から大正琴うらら会の皆さんにお出でいただき、
大正琴の演奏をしていただきました。
この2月は23日(土)には、安佐南区からボランティアの皆さんに来ていた
だき、ハーモニカやマジック、健康体操などを演じていただきます。
和やかなうちに、サロンも進んでき、いよいよ昼食です。 食事をとりながら、
話も弾んでいきます。会費は300円で、町社協の補助もあり、弁当や手作
りの料理もあります。
これらの団体のほか、個人加入の皆さんとしては、有償ボランティアの「よう
ようネットさか」、無償ボランティアの「さかまち応援隊」の会員19人にも会員
となっていただいています。ちょっと困っているから「おねがい」、「まかせて」
とお互いが支えあう「お互いさま活動」です。
そして、子育て支援の町として、子育てを応援してほしい世代の応援を有償
で行う「ファミリー・サポートセンター」の会員5人も加入です。
“住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らしていきたい・・・”誰もがそう
思っているはずです。お互いが支えあう福祉のまちづくりには、ボランティア
の皆さんの力が不可欠な状況にあります。今回の連絡協議会の設立はスタ
ートです。まだまだ町内にはボランティア活動をされているボランティア団体
や個人の方がいらっしゃるはずです。今後はさらにそういった方々に呼びか
けをし、連絡協議会をさらに充実した組織とし、町内のボランティア活動を
活発にし、「支えあう」福祉のまちづくりを進めていかなければなりません。
協議会のお問い合わせ・お申込みは、坂町社会福祉協議会へお気軽にお
願いいたします。☎885-2611