こんばんは 「ようよう坂町」
10月は秋祭りシーズンで、各地で秋祭が開催されるでしょうが、坂町で
はこの土日(13日と14日)に坂八幡神社の秋祭りが開催されます。13日
宵頃(よごろ)といい夜の祭りで、14日は本祭で、日中の祭りです。
八幡神社は今年鎮座750年余りで、坂町の歴史と伝統を誇る勇壮典雅な
寄進ものが多数あります。その中で、わが横浜地区からは260年余りの
伝統のある「曳船」が奉納されます。
現在、毎週金曜日夜「曳船音頭」の練習をし、準備を進めています。また、
当日の寄付の案内や新調するタビなどの取りまとめと発注など、事務局
としての準備も進めています。
曳船は「坂町制60周年」を祝い、2年前の5月3日の「ひろしまフラワーフ
ェスティバル」に16年ぶりに出場し、見事パフォーマンス賞を得ました。
10月14日に神社境内に華麗で勇壮な「曳船」が奉納されます。
大小の「曳船」は横浜地区で出船式を11時55分から行い、八幡神社へと
船出が始まります。
神社境内への石段は、危険で緊張が走る場面です。森浜地区からは屋
台です。曳船とは協力関係にあり、お互い助け合います。屋台の上に子
どもをいっぱいのせて、ロープで引っ張ります。
同じく屋台は中村地区にもありますが、今では動かすと壊れるので、保存
庫の前での披露のみです。
「頂載(ちょうさい)」という神輿は刎条地区から出ます。
もう一つの「ちょうさい」は浜宮地区から出ます。刎条より新しく、荒々しい
揉み方で有名です。石段上が刎条、下が浜宮の「ちょうさい」です。
曳船が御手洗から帰船し始めますと、神社境内から西側地区の雄獅子
が石段を舞いながらおりてきます。中腰での舞ですので大変です。
次いで、上条地区の雌獅子が舞いながらおりてきます。
祭りの最後は、曳船が先頭で先導し、次いで森浜の屋台、浜宮のちょうさ
い、刎条のちょうさい、そして獅子舞が参道と石段を並び、壮観な風景と
なります。神社境内から見た参道の風景です。
小さい町の祭りに、これだけいろいろな種類の寄進ものがある祭りも珍し
いのではないでしょうか。この日曜日は、ぜひ坂町へお出でください。
10月14日(日)の秋祭り本祭は下記の通りです。
≪祭典≫
14:00~儀式
14:00~巫女舞
神殿では巫女舞があります。町内の小学生が舞っています。
14:00~湯立て
境内では午後3時から湯立て神事があります。笛の演奏は上条地区の皆
さんです。
湯立て神事とは、豊作と健康を祈る伝統行事で、釜で湯をたぎらせ、それを
神前に献上し、最後に釜の熱湯を笹の葉で参拝者の頭上に振りまき、氏子
の安泰を祈願します。
≪寄進もの≫
13:00~浜宮地区頂載(ちょうさい)
14:15~刎条地区頂載(ちょうさい)
14:00~横浜地区曳船小船
14:30~横浜地区曳船大船
15:20~西側地区獅子舞
15:25~上条地区獅子舞
屋台神輿…森浜地区13:20恵比須神社前出発
中村地区屋台小屋前で披露
*臨時駐車場は坂町役場隣にあります。