こんばんは 「ようよう坂町」
26日は統計上、台風の襲来が多い「台風特異日」とのこと。9月は防災
月間です。坂町では22日の秋分の日、地震等大規模災害を想定した「坂
町総合防災訓練」が行われました。町民を含め防災関係の23機関から
約450人が参加した大規模訓練です。
開会式では本部長である町長のあいさつです。坂町を震度6弱の地震が
襲ったとの想定で、災害対策本部の設置です。
被害状況の調査です。各車両での調査のほか、空からはヘリコプターを使
っての写真撮影です。
その撮影した写真を本部に投下です。避難広報をし、坂町触診や消防団に
よる被災住民の避難誘導をします。
避難所・救護所の開設を行い、住民や負傷者などの収容です。
給水車も来ています。
倒壊した建物で火災が発生し、地域住民による初期消火と人命救助です。
まず消火器を使い、次はバケツリレーです。
緊急車両を被災地に誘導するための交通規制です。一般車両は入れま
せん。
中高層建物火災消火と人命救助です。ヘリコプターが出動し、屋上の被災
者を救出します。
現地指揮本部の設置です。はしご車による救出活動です。
マンションから火災が発生し、逃げ遅れた人の救出です。
担架で救護所に運ばれます。
建物火災の消火です。
地震により事故を起こし車両に閉じ込められた人の救出です。県警のレス
キュー隊の到着です。どうやって救出するのかと思っていたら、まずフロン
トガラスを切って外します。
次は屋根を外していきます。カッターで切っています。
屋根を半分に折りたたみ、救出成功です。
避難所の被災者の食糧確保のための炊き出しです。町内女性会の皆さん
が準備しています。アルファ化米といい、ご飯を炊いたものを乾燥させており
給水車の水を入れ、ガスで炊くとご飯になります。
炊き込みご飯で食べてみると、なかなかいい感じでしたよ。役場職員など
が避難所の皆さんに配っていきます。
災害復旧ということで、がけ崩れで道路が寸断したため、土砂を撤去し、
埋設したガス管が破損したため、仮設配管によりガスの供給です。
避難所・救護所への発電機車による応急送電を行います。
特設公衆電話設置とともに、本部に非常連絡用の衛星携帯電話がおかれ、
倒壊建物火災の延焼拡大による街区火災を消火し、制圧していきます。
防災訓練の資料には知っていると便利な、担架の作り方が紹介してあり
給水用や非常持ち出し袋などの展示もありました。
全ての訓練が無事終了し、閉会式です。副本部長の副町長が講評を行い、
閉会です。
本来ならあってはならない、大規模災害。でも最近は異常気象の影響で
しょうか、予想外の大規模災害が各所で発生しています。
いつ、わが身に降りかかってくるかもしれません。“災害は忘れたころに
やってくる”ということもあります。
今回の防災訓練を契機に、もっと災害対策について考えていかなければ
ならないと痛感しました。皆さんもぜひ考えていただきたいですね。