今日は春分の日で、お彼岸の中日。 | ウオーキングの町 坂町

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こんばんは 「ようよう坂町」


 今日は春分の日。明治初期に春分の日が「春季皇霊祭」という国家の祭日

になりましたが、昭和23年に国民の祝日となり、春分日は「生物をたたえ、

自然をいつ くしむ日」とされています。

春分の日は「彼岸の中日」でもあります。昼夜のさが同じ日で、太陽が真

東から昇り、真西に沈みますといわれていますが、日の広島の日の出は

6時14分、日の入は18時22分と昼の長さが8分長いようです。ちなみに

昼夜の長さが同じ12時間は3月16日で日の出が6時19分<日の入りが18

時19分です。

 さて、今日は議会が終わり、議会広報も校正待ち、そしてイベントも終わり

のんびりとと思っていましたが、午前は3月31日に解散する財団法人横浜

戸主会の最後の監査が22日にあるので、会計さんと打ち合わせ。その後

墓参りに行きました。ここの墓所は、(財)横浜戸主会所有地で数百の墓が

並んでいますが、使用料は無料です。わが家の墓は父が亡くなった12年前

に建てたものです。
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墓所にはお参りの人も多くありました。葉ヶ所からの眺めはよく、所内には

森山遊歩道が通っています。右写真の左の山が「ずぶう見晴し展望台」で

右に向かって「水尻ベイサイド遊歩道」が続いています。
 春の彼岸は3月の春分をはさんだ7日間。お彼岸で思いうかべるのは、お

参りぐらいというのが現実なのかもしれません。
 そもそも彼岸とは、呼んで字の如く彼の岸
(かのきし)、つまり向こう側の岸

を意味しています。彼岸は迷いや苦しみのない浄らかな世界です。それに対し

て、こちら側の岸を、此岸(しがん)と呼びます。此岸とは煩悩でよごれた世界

です。

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先日の「ようようウオーキング」でせ訪れた「宝海寺」が目の前に見えます。

遠くに見えるのはベイサイドビーチ坂と江田島です。

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「千の風になって」という歌が以前ヒットしましたが、それによると「私のお墓

の前で 泣かないでください。そこに私はいません 眠ってなんかいません」

ということです。お墓参りをし、手を合わせるのももちろんいいのですが、お

寺にお参りすることの方がもっと大切なのですが、お参りするのが少ないの

現実です。
そんなわけで、墓参りの後、宝海寺で午後1時30分から「彼岸会」という法

要があり、お参りしました。「彼岸会」の前に、「東日本大震災一周忌法要」が

あり、亡くなられた方を追弔し、皆さんで焼香をしました。全国の本願寺派の

お寺で「一周忌法要」が行われたとのことです。
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お墓参りといえば、どうしてもご先祖供養ということばを思い浮かべがちです。

しかし、浄土真宗の教えでは、全ての先祖は、阿弥陀如来様の功徳によって、

すでに往生し仏になっているのだから、彼岸だからといって、凡人である私た

ちが、あらためて仏であるご先祖の供養する必要はないのです。ご先祖に感

することによって、阿弥陀如来様への報恩感謝をするのが墓参りであり、

お寺や仏壇へのお参りであるのです。これが他力(阿弥陀如来)本願の考え

方とのことです。 

報恩感謝で手を合わせる。合掌し、礼拝。今日の法要のご講師さんは、

「合掌、礼拝」は仏教共通で、手を合わせることにより自分が変わり、周囲も

変わるので、ぜひ感謝の合掌を大事にしてくださいと話されました。 

 

 極楽浄土は西方の遙か彼方、西方浄土といわています。春分と秋分は、

太陽が真東から昇り、真西に沈みます。西方に沈む夕日を礼拝し、 遙か

彼方の極楽浄土に思いを心静かにはせて行きたいものです。

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日常のバタバタ煩悩世界から離れ、彼岸を考える機会が与えられることは

ありがたいことですが、皆さんはいかがでしたか。