こんばんは 「ようよう坂町」
見られましたか。今晩は月と木星が大接近のようです。今晩わが家の近くで
今日は行政視察ということで、新幹線に乗り、町長や町幹部、町議会議員で
(仮称)町民交流センター建替え問題の先進地視察として大阪方面へ日帰で
行ってきました。行きは山陽新幹線の「のぞみ」、帰りは九州新幹線の電車の
「さくら」に初乗車です。昨年3月に鹿児島まで開通した九州新幹線は東日本
大震災の影響で、静かなスタートをしましたが、あれから1年近くたちますが、
まだ一度もその電車に乗ったことがありません。本来なら九州新幹線で九州
に行きたいのですが、その機会は今年開催が期待される「全国商工会ブロ
ガー交流会」まで待つようですかね。
最新の素晴らしい電車ということを聞いていましたので、ぜひ一度乗ってみた
いと思っていましたら、帰りの新幹線でその願いがかないました。
指定席の車内は落ち着いた色で、木が使われて暖かな雰囲気です。席は2
列、2列でゆったりとしているのがうれしいですね。次回はぜひこの電車で
今日の先進地視察は、まず高槻市の関西大学高槻ミューズキャンパスです。
何で大学かと思いましたら、最近できた最新のキャンパスです。
ステージを設置した体育館と同時に、プールも階下にあります。このキャン
パスには大学だけでなく、小・中・高校まであります。温水プールは子ども
たちも利用できるように、プールの底が可動式になっています。
大学は災害時、学生だけでなく、周辺市民の避難場所になっており、プール
の水は非常時には、飲料やシャワーの水などの生活水として利用できる設
備もあります。また、非常食やマンホールテント、炊き出し用用具などの避難
用品の広い備蓄倉庫もあり、大いに参考になりました。
次いで訪問したのは、兵庫県と大阪府の県境にある兵庫県猪名川町です。
阪神間のベッドタウンで、合併せず唯一の町で、人口は3万2千人です。
もう20年前にできた文化体育館です。大規模団地の一角に町が10ヘクタ
ールの土地を購入し、総合公園として整備した一角に位置しています。
住民の要望で体育館機能のある文化会館として建設。後方とステージ下にあ
る可動式のイスは816席。2階席は固定で216席あります。20年を経過し
改修場所がかなり出ており、そういった予算も必要になってくるとのことでした。
文化会館に体育館機能をということで、可動式のイスなので準備などは便利
です。でもその施設だけで1億数千万円かかるそうです。ステージも広く、反響
板もあり、大規模コンサートなどにも適しているようです。
以前視察した島根県三刀屋町文化体育館は、体育館を主ということで、ステ
ージには反響板はありませんでした。後ろからは1,046席の移動観覧席が
出てきますが、前にはパイプいすなどを並べる必要があります。2階・3階席
を含めると1,500人の収容です。
今日の視察は大学の最近の施設ということで、避難施設を伴った体育館など
の複合施設。そして20年前の猪名川町文化体育館の視察でしたが、町幹部
や議員はそこから何を学び、それせを新たに建設される「町民交流センター」
にどう活かしていき、町民の皆さんに大いに利用していただける素晴らしい施
設とつくっていくかが問われてきます。
今回の視察を含め、3回の視察報告により、議会としての要望をまとめ、2月
中旬には町長あてに提出する予定となっています。