お寺とのご縁,親鸞聖人750回大遠忌記念行事 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんにちは 「ようよう坂町」


今日は針供養の日。縫い針を休め、折れた針を供養する日で、豆腐やコン

ャクに針を刺して、神社に納めて針仕事の上達を祈る日でもあります。

供養するといえば、お寺を思い出しますが、今年になってから、葬式の多い

こと。厳しい寒さのためでしょうか。葬式仏教といわれ、お寺といえば葬式の

時だけのご縁で、縁起でもないとよく言われています。

 そんな中、町内の由緒あるお寺「西林寺」で、仏教壮年会・婦人会主催の

「親鸞聖人750回大遠忌記念行事~ご法話・落語の集い~」が先日あり、

宝海寺仏教壮年会と婦人会20人余りが招待されました。
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西林寺は高台にあり、町内が一望できます。
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本山である西本願寺では去る1月16日で4月から続いたご法要がご満座を

迎えましたが、その間に150万人を超える皆さんがお参りしたそうです。

遅ればせではありますが、今回の記念行事はまず午前10時、今年120周

年を迎える坂町無形文化財の「坂雅正会」の雅楽演奏による、音楽法要で

始まりました。

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その後、西林寺住職さんのごあいさつ、記念法話として、広寂寺住職であり

精神科医との2足のわらじをはいていらっしゃる、武田先生の医療と宗教の

観点からのありがたいお話がありました。
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この日お参りした方は260人ということで、寺内一杯です。12時からは昼食

です。会場を階下の門徒会館に移し、昼食をとりました。
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その後、東日本大震災応援チャリティバザーやお寺にちなんだお宝を展示

コーナーもありました。
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今は埋め立てられ、フジグラン安芸や約100社の企業が進出している東部

流通団地となっています。国道31号です。右の写真は昭和30年に火災の

西林寺です。その後鉄筋造りの近代的なお寺になっています。
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昼食休憩後は記念落語です。大阪から来ていただいたのは笑福亭仁智さん

です。仁鶴一門の筆頭弟子で、この道40年だそうです。落語で使う道具は

扇子に手ぬぐいです。紙に字を書いている所作です。
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手ぬぐいを丸めて、焼きイモを食べる姿です。なかなか堂に入り、場内の

笑いを誘います。演目は「川柳は心の憂さの吹きだまり」と川柳を題材にさ

れた落語で、その面白さに久しぶりに腹を抱えて笑いました。

準備した高座は、わが宝海寺からの借り物の演題です。普通の高座より

随分高く、こんな高いのは初めてとのことでした。上がり降りが大変です。
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中入り休憩をはさんで続いての演目は「親鸞聖人ものがたり」です。聖人の

幼い時から生涯の物語ですので、落語になりにくいのですが、さすが落語家、

その時々に笑いを織り込みながらの落語でした。
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親鸞聖人をご縁として、普通ご縁のないお寺で、落語を楽しむことができ、

皆さん久しぶりに大笑いで楽しいひと時でした。笑う門には福来る、笑いは

元気のもととも言われます。生きていればこそ、笑うこともできるのです。
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葬式仏教だからお寺は死んでからといいますが、生きているうちにご縁をい

ただき、わが人生の生き方を考える場所、生かされていることに感謝する

場所として、こんな催しもありますので、お寺にお参りしてみるのもいかが

でしょうか。