こんばんは 「ようよう坂町」
今日は春の訪れを感じさせるような暖かい日でした。
お陰で先日取り替え新しくなった「太陽風呂」の湯は
今日は熱くて水を薄めるぐらいでした。やはり新しく
なったのがよかったのでしょうか。
そんな陽気に誘われて、今日遅ればせながら、わが家
の雛人形を出しました。この雛人形は長女が生まれた
翌年に買ったものですから、もう今年で35年になります。
かなり歴史的な雛人形になってしまいました。小さい
所がかなり古びてきています。
孫娘が出して欲しいと最近望んでいましたので、保育
園から帰り、大喜びでした。
さて、今朝の中国新聞とともに、毎月一回発行されて
いる中国新聞「くらしの情報誌フェニックス」の3月号が
配られていました。40ページの小冊子です。
今回の特集記事は、そろそろかな、と焦り始めている
皆さまに捧げる「アナログ夫妻の地デジ化劇場」という
そして、19ページに「若きつくりびと第1回」というコーナ
ーがありました。だんだん、できるようになる。体が覚え
ているんだ、という喜び。平岡工業㈱平岡良介さんとの
ページです。
“ものづくりの現場。そこには生み出されるものの数だけ
喜びや苦労がある。今回から隔月シリーズで、地元の製
よくよく写真を見ていると、一番右側が二男ではな
いですか。
http://www.hiraokaind.co.jp/
会社のホームページのリクルートのところに、先輩か
らのメッセージということで、こんな記事があります。
~高校時代から「モノづくり」に関心を持ち、大学は
機械工学部に進み、機械設計等を学びましたが、直
接モノづくりに関わりたいと思い、入社試験を受けま
した。自動車のドアやボディに取り付けられる重要な
ゴム部品のコーナー部を成型する金型づくりの最終
工程として、仕上げ・組立を担当しています。毎日が
勉強の連続ですが、自分の手で最後まで仕上げて
いく緊張感と責任感と達成感を味わいながら、楽し
く技術を磨いています。創造する喜びを共有できる
仲間の入社を待っています!平成16年4月入社
おっ、なかなか頑張っているんだ、平素からは伺わ
れない姿を見ることができました。
二男といえば、その子ども、孫は私たちにとっては
5番目の孫です。広島市に住んでいるので1ヶ月に
1度の訪問ですが、その度ごとに成長ぶりが楽しみ
です。今月初めに初めて外を歩く姿が見られました。
来月はいつごろ来るのでしょうか。楽しみです。
プロミュージシャンへの夢をふっ切り、ものづくりの
世界に飛び込んだ平岡さん。二男の結婚披露宴の
時に、二男にバンドを教えてくれ、一緒に演奏して
くださいました。右が二男、真ん中のピアノが新婦。
左が平岡さんでした。
父が経営する「平岡工業」は、1937年の創業以来、
「確かな技術に基く、最良の製品作り」をモットーに、
「モノづくり 」企業として歩んできました。機械の部
品製造からスタートし、自社ブランドの工作機械 の
製造・ 販売を経て、現在は自動車用・産業用金型
メーカーです。入社したのは23歳の時です。社長
の息子を、周りは少し戸惑い気味でしたが、一緒に
取り組んでくれた同世代の仲間がいたから、早くと
け込めることができたといっています。
最近では新規事業の「フォトレリーフ」に懸ける意気
込みも大きい。写真などをもとにコンピュータで立体
的なデータを作り、凸凹のある銅板のレリーフに加
工する。金型づくりの削りや磨きの技術が生かされ
る。そのレリーフがこれです。
そう広島カープの新しい本拠地、マツダスタジアムに
このレリーフがあります。
昨年12月ににんじゃえもんさんを始めとした滋賀県
の商工会の方々の視察でも訪れました。
うとしています。まもなくこの球場でも再び熱戦が見ら
広島駅から球場に向かいますと、プロムナードを通っ
て2階の入口に入っていきます。そのプロムナード上
に「カープの星」のレリーフが19枚設置されています。
現監督の野村選手です。いろいろな歴代のカープ
選手のレリーフが並んで設置されており、目を楽し
ませてくれます。それを作った会社が二男の会社で
あると思うと、何となく親しみが込みあがってきます。
このレリーフは、カープの注文だけでなく、個人、企
業や学校からのまとまった発注も増えてきた。
“ゆくゆくは金型と並ぶ事業の柱にしたいですね。祖
父と父と継続してきたものづくりの技や日本人の器
用さを、形を変えて残していきたい。可能性は無限大
です”未来の経営者の顔が、ちらりとのぞいた。と
結んであります。
最近の日本の若者は、ものづくりが苦手で敬遠しが
ちで、日本のもの作りの将来が懸念されている中、
こんな紹介をしていただけるとうれしくなりますし、
将来も楽しみです。その会社に勤めさせていただい
る二男は幸せですね。
技術立国として、ますます重要な日本の将来のため
に、大いに頑張ってほしいですね。