こんばんは 「ようよう坂町」
昨日の朝はこの秋一番の寒い日で初霜でした。
さて、この日曜日恒例となった「第13回キッズ起業家
育成塾」が始まりました。「子どもたちに夢とチャレンジ
精神を!みんなで協力して店をひらこう」というキャッチ
フレーズで、町内の小学5~6年生を対象に行ってい
る「キッズ起業家育成塾」は6年前から年2回開催し、
今回で13回目を迎えました。16、17年度は中国経
済産業局補助補助事業でしたが、18年度から商工会
単独事業として、そして合併した昨年からは引き続き
坂支所の事業として、広島文化学園大学、坂町教育
委員会の共催を得ながら行っています。
もう既に350名を超える修了生を出しており、もう第1
回目受講者は大学生となっています。
今回の会場は大学の福祉実習室です。
今回は町内坂小学校14名と横浜小学校14名の計28
名(男子14名、女子14名)の参加です。残念ながら小屋
浦小学校からの参加はありませんでした。
第1回目は11/28(日)8:30~12:10に大学で開講。以後
12月4日(土)、11日(土)8:30~12:00と計3回の座学を
行い、19日(日)には「第86回さかサンデーマーケット」
で、実際の販売体験を行います。
キッズ起業家育成塾運営委員会木村委員長(元青年部
長)のあいさつで始まりました。
です。
サポートしてくれる大学学生7名の紹介です。今回は中国
との国際交流の意味も含めて、中国からの留学生が5名
(左から)で、日本人学生が2名(右)です。

第1日目はオリエンテーション、グループ分け、自己紹介、
役割分担、働くこととお金の大切さや企業の社会的な役
割等を学び、店名、販売する商品を検討するというスケ
ジュールです。
オリエンテーションとして、この講座の誕生のいきさつや
狙い、そして商工会のこと、また今年坂町がウォーキング
のまち宣言をしたなどとの説明もしていただきました。
まず講義は、松尾先生からお金と働くことの大切さを教
えていただきます。複数回受講の子供参加者も多く、先
生も講義内容に苦労されています。まず、昨年のキッズ
の状況を説明、良い点、悪い点などを指摘です。店回り
をきれいに、金の管理を大切に、そしてお客様との接客
に気をつけようなどを説明をされました。
パソコンでのチラシづくりです。
サンデーマーケットでの販売風景です。
グループでの活動なので、4つ約束、そして特に「ホウレ
ンソウ」を大切にということで、我々大人でも頭の痛い話
をされました。4つの約束とは
①お互いに理解し、協力し合おう
②失敗を恐れず、挑戦しよう
③最後までやり抜く強い気持をもとう
④仲間への思いやり、社会貢献をしよう
次いで班分けですが、今回は男女が14名と同じ人数な
ので、男女それぞれ7名の4班の編成となりました。
ただ、小学校をまたがる班となるため、どう分けるかを
話しあっていきました。女子チームは比較的早く決まり
か班分けが決まっので、次は名札につけるストラップの
色を決めていきます。
班わけが決まると、各班に分かれて、自己紹介をします。
そして次に役割を決めます。店長、副店長、総務、企画、
宣伝、営業、会計などてす。
それぞれで話し合い役割を決めていきますが、これも
なかなか決まりません。
それぞれの班の役割はテキストに記入して行きます。
班分け、役割が決まったら、お店を経営することの勉強で
す。まず働くことの大切さ、お金の大切さでは、働くことの
対価として給料がいただけるなどの説明をしていきます。
憲法ではみんなが受けている教育は義務だが、大人にな
ったら働く義務があるのだよとの説明です。
挑戦ができるが、仕事で失敗したら、仕事がなくなるなど
の厳しさ、そして企業の社会的責任などについて教えて
いただきました。
大人は働いてお金をいただきますが、皆さんのお小遣い
は誰から貰いますか。そしていくら貰いますか、書いてみ
ましょう。
小遣いのない子どもが意外と多く、貰っても500円から
1,000円ぐらいということで、意外と小遣いをもらう子ど
もの少ないのには驚きました。
会社には利益を上げること以外にも、さまざまな社会的な
責任もあるんだよ。働いている人の雇用の確保、公害防止、
環境にやさしく、そして地域の事業や文化にも貢献していま
す。「キッズ起業家育成塾」でも今まで先輩が売上の一部を
社会福祉のために寄付しているので、今回もぜひ寄付して
いこう。物
次いで将来、何になりたい。みんなの将来の夢は何かな?
今の子どもの人気職業は男子野球選手、女子は食べ
屋さんがトップです。
お父さん、お母さんの時代は学校の先生や食べ物屋さん
で、ずいぶんなりたいことが変わっています。
みんなも鳴りたい仕事について「新13歳のハローワーク」
などで研究してみよう。
いよいよ「お店を作ろう」に入っていきますが、既に店長な
どの役割分担は決めましたので、次は店名と販売する商
品を決めていきます。
販売する商品ですが、今までに販売した商品例です。商
品については坂町から1品、他町から2品ぐらい選んでく
ださい。
があり、ヒントにして欲しいとの説明がありました。
商品例、店名についての説明をしていただきましたので、
各班では話し合いを進めていきます。従来はなかなか班
分けが決まらなかったので、ここの時間は次週ということ
でしたが、スムーズに班分けができたので、第1回目で
検討する時間がとれました。
昨年12月の販売体験会での店名や商品を参考にしなが
ら話しあっていきますが、これまたなかなか一回では決ま
結局、店名決定と販売する商品は、来週商品見本を集め
てくるので、それを見ながら決めることになりました。
これから12月4日(土)、11日(土)の学習会を行い、19日
(日)には7周年を迎えた「さかサンデーマーケット」で実際の
販売体験に臨みます。キッズ起業家は、年末のサンデーマ
ーケットではお馴染みとなり、歳末の風物詩となってきてい
ます。『たくましい坂町っ子』を目指しての産学官連携の「キ
ッズ起業家育成塾」は、子どもたちにチャレンジ精神を植え
付けて、大きな夢に向かってはばたいてくれるでしょう。
19日(日)は、ぜひサンデーマーケットに来ていただき、キッズ
起業家を支援くださいますようお願いいたします。
なお、当日は「第35回ようよう坂町ウオーキング」を開催
します。
≪安芸地区四町の新旧をウオーク、サンデーマーケットの
7周年を楽しもう≫
日時:12月19日(日)9:00~12:00
コース:JR海田市駅→船越→海田→矢野→JR坂駅
受付:8:30~海田市駅
参加費:200円
お申込みは:広島安芸商工会坂支所(☎082-885-1200)
当日受付もできます。