こんばんは 「ようよう坂町」
今日はいよいよ午前9時から「第20回広島ベイマラソン
大会」の準備です。少し寒くはありましたが、雲ひとつない
好天でした。テントや幟たてについては、前日教育委員会
や役場職員が行っており、今日は、コースの看板立てや
競技場内の準備や参加賞や抽選会の景品の搬入などで
した。年々準備に参加する人数が少なくなっているのが気
私の役目はまず商工会の売店コーナーのテント設置と
机等の準備です。ニューリーダーの皆さんのご協力で
約1時間で完了です。右側は食べ放題で人気のあるカ
キ雑炊コーナーです。
その後、片道約1時間をかけ、廿日市市大野のチチヤス
乳業さんに行き、ご寄付いただく「チチヤスヨーグルト」
1,600個を受け取りに行きました。
工場内にうず高く置かれている運搬用ケースです。
チチヤスさんには毎年ヨーグルトをご寄付いただいてい
ます。以前社長さんが大野町商工会長さんであったのと
大学のサイクリング部の後輩が勤務しているということ
でお願いしましたところ、毎年千数百個をご寄付いた
だいています。
帰って来てから、ヨーグルトはカキ雑炊用の具材ととも
に保冷車で保管です。保冷車は多大な協賛をいただい
ている地元から全国に物流を展開されているシモハナ
物流さんの提供です。
ヨーグルト運搬の後は、抽選会用の景品集めです。ご
協力いただいた商工会員の皆さんのお店を集めて回り
ます。一段落すると、明日同日開催の「第84回さかサ
ンデーマーケット」のレイアウトの線引きと看板・幟たて
です。
さて、明日の「第20回広島ベイマラソン大会&第1回
悠々ウオーク」のスタート地点・ゴール地点は競技場の
中です。中国電力坂スポーツ施設のグラウンドは第2種
公認(8レーンでなく、6レーンなので)の立派なものです。
ここをスタートするのは42.195㎞のマラソン、5㎞の
ジョギング、2㎞、5㎞、10㎞のウオーキングです。北は
北海道、南は長崎県の26都道府県から1,696名の選
手がエントリーされています。
フルマラソンやジョギングは1キロごとに距離表示が
ありますので、非常に走りやすいですね。大抵の大会
は5キロごとの表示ですから、親切です。
2キロを過ぎるとシーサイドに出てきます。
3キロ地点を過ぎたところに折り返し地点があります。
ここを8回往復します。
折り返すとベイブリッジの見える4キロ地点です。
5キロ地点は競技場入り口です。この後、競技場周回
コースを走り、再び出て6キロ地点へと向かいます。
その繰り返しを延々と8回行います。単調なようですが、
応援する方にとっては、8回も応援できますし、ランナー
大会会場となる中国電力坂スポーツ施設入口です。
右は仮設トイレです。
全国から1,700名の選手の受付場所です。
競技場のスタンドには広島ベイマラソン大会の横幕や
ミーティングルームには選手用の参加賞や抽選会用の
景品で一杯です。
競技場周回コース上にある給水所です。距離でいうと
5.5キロ地点です。以後5キロごととなります。
ここでは水やスポーツ飲料のほか、バナナ、レモン、
アメ、食塩水などが提供されます。給水所はこの他に
折り返し地点にあります。往復5キロを8往復のコース
としたのは、給水所が1ヶ所で済み、人出が削減でき
るからという理由もあります。
ところで、ベイマラソン大会の幟がありますが、この幟、
実は平成6年坂町商工会が「生涯学習推進事業」とい
う国の補助金(400万円)で作成したものです。。
本来なら幟の下に坂町商工会という字があるのですが、
町ぐるみの大会ということで、折りたたんで名前を隠して
います。
準備がほぼ終わり、好天であったので、先日テレビ収録の
横浜小学校は臨時駐車場です。ここの線引きは走友会
横浜小学校そばの海岸に行ってみると、テレビ新広島の
ディレクターさんが来られてテレビカメラを回していらっしゃ
いました。これまた取り損ねた夕日をわざに撮りに来られ
たそうです。2人で沈みゆく夕日を撮影しました。
対岸の似島に沈み行くようですが、実は遠くに少し宮島
が見え、その山の頂上に沈んでいます。
夕日は沈み始めて約3分で完全に沈みます。案外早い
ですね。ということで、先日のテレビ収録ではもたもたし
ていて、撮影ができませんでしたが、今日は大成功です。
完全に沈んでしまいました。明日はいい天気になりそう
です。
振り返ると、満月の月が出ていました。
坂町は15平方キロと小さい町で、国道の延長が7㎞余
りしかない小さな町で42.195㎞のコースが取れる場所など
ありません。そこで20年前に考えたことは同じ所を何回も
走ればいいではないかということでした。結局はいつも走
っている森山ジョギングコースの一部2.5kmを8往復し、
最後1.0975㎞を往復するコースを設定ました。
そうすれば給水地点は2.5㎞ごとにありますが、2ケ所
で済みますし、短い距離ですので、役員も少なくて済みます。
それでも350名余りの役員さんの協力を得ています。往復
コースだと2千人ぐらいの役員さんが必要ですので、人口
13,500人の町ではとうてい無理です。
そんな中、今年で20回目の節目の大会迎えます。走友会の
飲み会で話が盛り上がり、メンバーが中心になって手づくりの
大会から、今では教育委員会が事務局となり、町ぐるみの
大会となっています。感慨深いものがあります。
その当時広島県にはフルマラソンがなかったので、広島県
唯一のフルマラソン大会をキャッチフレーズとしましたが、
未だに広島県には他にフルマラソンがありません。
マラソン愛好者の中には、全国の大会を走破したいという
方もいます。そんな人は必ずこの大会を走らなければなりま
せん。ということで全国から選手が来ていらっしゃいます。
明日はいい日和のようです。晩秋の広島湾岸のシーサイド
コースで熱走されるとともに、楽しんで走られることをお祈り
しています。