こんばんは 「ようよう坂町」
晩秋の坂町シーサイドコースで行われた「第19
回広島ベイマラソン大会」には、北は岩手県から
南は沖縄県の21都府県から1,400名余りの
選手が参加、熱走が繰り広げられ、無事終了し
ました。この大会の主役は選手ですが、その選
手が無事走ることができるのを支えているのが
大会役員です。町内の各種団体から350名を
超す役員の方に協力をいただいています。
人口13000人の町ですから、随分たくさんの
方々です。それでも同じコースを8往復半する
コースなので、役員は少なくて済みます。
通常の往復コースだと2千人を超す役員が必要
となりますから、町内での開催は不可能です。
大会開始前の7時30分に集合し、いよいよ準備
スタートです。
全国から1,400名余りの選手の受付場所です。
売店(左側)とカキ雑炊のテントです。
売店は第1回大会から商工会が担当です。
最近はそれぞれの部員が減ったため、青年部・
女性部・ニューリーダーの会が合同で出店して
います。それでも飲み物は女性部、ニューリー
ダーは焼鳥を担当しています。
うどんコーナーは青年部担当です。
よう芋」の販売です。
ウォーキングロゴマーク入りのTシャツも販売し
芸州坂うどんとして2食だし付きで1袋400円で
フルマラソンの選手にとっては重要な給水所で
す。同じコースを8往復するので、5㎞ごとの給
水所は1ヶ所で済みます。折り返し地点の2.5
kmの所にも水だけの簡易給水所があります。
給水所の担当は水に関係のある消防団と広島
そしてスポーツドリングのアクエリアスです。
今年は昨年50名もの団体で参加いただいた
「フルマラソン百回楽走会」の事務局長から提
案いただいた食塩水を置きました。4時間以上
も長時間走る選手にとっては塩分不足となり、
痙攣が起こりやすくなるので、その防止用との
ことです。
長時間走るとお腹も減るので、エネルギー
補給のためのバナナです。
当分補給のあめもあります。
レモンもあります。両手をあげてポーズでこた
えているのは、まだ元気な県連事務局長です。
選手たちは次から次へと給水サービスを受け
ます。給水を受けるのは江田島市商工会事務
無事ゴールした後は、チップの回収とドリンク
などを提供しています。この係は走友会と翔
洋高校の女子高生です。
走り終わってカルシウム消耗のほ補強には
カルシウムたっぷりのヨーグルトです。
チチヤスヨーグルトの大学時代の後輩を通じ
て1800個を毎年寄付していただいています。
ヨーグルトを入れているのは、消防用のもの
スポーツドリンクはポカリスエット、フジさんを通
チップでの自動計測で、ゴール後はすぐ記録表
を受け取ることができます。
走り終えた後のお楽しみ抽選会です。
景品の数々は商工会員さんから購入したり、
寄付をいただいたもの。景品集めは私の担当
です。
「慶州マラソン大会」への招待です。
走り終えた後のもう一つの楽しみは、地元カキ
11時前にはこんなに長蛇の列ができていま
す。
無料で食べ放題ということで、カキ雑炊を食べ
たいから、ベイマラソンに参加している人もいる
くらいです。4,000食を準備しています。
担当は町内の女性会の皆さんと走友会の
奥さんたちです。
走り終わったり応援の皆さんも無料で食べ放
題です。中には近所の人も楽しみで来られた
食べ終わった後のフィルム付き容器はリサイ
クルということでの回収です。
担当は公衆衛生協議会の皆さんです。町内各
イベントで協力していただいています。
啓発広報用の掲示をしています。
何回も周回するので、その観察係としては
町内小中学校のPTAや交通安全協会、役場
職員などが担当です。
救護係は済生会広島病院の先生、看護婦さん
皆さんなど総勢350名を超す役員の方々に支
えられて大会が運営されています。
全くのボランティアですから、頭の下がる思いが
します。ご協力ありがとうございます。
走友会の約20年前の新年会の席上での何気も
ない一言から発した「広島ベイマラソン大会」が
ここまで盛り上がり、全国的にも有名な大会とし
て認められてきたのは、やはり町を挙げての取
り組みとなっているからでしょう。
来年は記念すべく20回大会、町制施行60周年
記念事業とも合わさってどんな大会になるか、
企画のし甲斐があります。
ウォーキング日本一の町を目指していますが、
マラソンでも広島県唯一のフルマラソンの町とし
引き続き、取り組んで行きたいものです。