こんばんは 「ようよう坂町」
毎週金曜日の朝7時から広島市で開催され
ている異業種交流会の「積極人間の集い」
は、まずゲストのスピーチが40分あり、その
後8時半まで会員スピーチがあり、その後希
望者は近くの喫茶店でモーニングをとりなが
ら情報交換を行います。ゲストは会員が紹介
します。毎週ということですので、なかなか大
変です。今回のゲストは何と新潟から来られ
た、小池ろうそく店の小池孝男様です。といっ
てもわざに来られたのではなく、広島そごう百
貨店での「伝統工芸展」に出展されて関係で
来られました。演題は「愛、ありがとう」です。
廉価なうえ、大量生産できる西洋ろうそくに押
され、最近ではめったに目にする機会のなくな
った和ろうそく。私たちが目にするほとんどのろ
うそくは、真ん中に糸の芯が通った棒型の西洋
ろうそくです。明治以降に日本にもたらされたも
ので、型に流し込んでつくります。一方、和ろうそ
くは竹串に和紙を巻きつけた芯に、溶かしたろう
を何層も重ねて塗りつけてつくります。先端に向
かって太くなる碇型が特徴ですが、熟練の技が
要求され、大量生産できません。
小池ろうそく店は専門店が次々と暖簾を下ろ
す中、明治時代から4代続く老舗です。和ろう
そくのうち、風景画などを描かれたものを絵ろ
うそく、花柄のものを花ろうそくと呼びます。
大学卒業後1年間の会社勤めを経て、家業を
つぐために新潟に帰りました。花ろうそくを広め
ようと思ったがなかなか思うようにはいきません
そんな中、「ありがとうろうそく」の誕生です。ろ
うそくをつけて手を合わせ、感謝の気持ちをあ
りがとうとあらわす。それをヒントに「ありがとう
ろうそく」が誕生しました。ことばとは「言霊」と
言われますが、ありがとうには不思議な力があ
「ありがとうろうそく30本」入りのCDケース
「ありがとうせんこう」もあります。今では会社
はありがとうで一杯です。注文の電話を受け
ても「ありがとうございます。ありがとうろうそく
を何個で、ありがとうろうそく何個ですね、あり
がとうございます」といった具合です。ありがと
うと投げかけて行くと必ず帰ってきます。
何でもいいから「ありがとう」とつけたらいいで
すよ。
とう」と書かれた商品が公式商品として認定
知り合いの飴会社が夏になると飴が売れない
ということで、ありがとうを体内に入れるともっと
いいのではと…「ありがとうあめ」を注文。
今では保険や自動車の営業マンや販促商品
として売れています。今や「ありがとう」の出荷
メーカーになっています。ありがとうには不思
議な力があります。勝手に何でもありがとうと
いいましょう。
ところで今年は「愛」の年ですと、突然「愛」の
前立てをつけられました。立前でなく、本音で
今年は「愛」が流れなので、その流れに乗る
ため、「愛」を使いましょう。返事は「はい」で
なく「あい」と。「ありがとう」でなく「あいがとう」
「あい」を投げかけたら「あい」が帰ってきます。
嫌な人や相手にひどいことを言われたら、左手
をのどにあて「あいぃ~ん」といいましょう。何度
もしていると、相手にされなくなってしまうでしょう。
た」という言葉をよく使います。物には疲れた
という言葉は使わず、「くたびれた」といいます。
「疲れた」というのはいろいろなモノにとり「つか
れた」状態なので、言葉を言霊としてとらえると、
「つかれた」を言うのはどうか。まだ「くたびれ
た」ほうがいいかも。身体は「空だ」、魂が抜け
ると身体は物体だから。挨拶は「お疲れ様」で
なく、「お元気様です」と言い続けたらどうでしょ
う。5年後、10年後には変わっていくでしょう。
今回の出席者は48名と今までで最高です。
初めての方が多く、小池ファンが随分いらっしゃ
るようです。「愛、ありがとう」確かにいい言葉で
す。特に「ありがとう」は、いつも感謝の気持ちで
「ありがとう」を言い続けると、何かいいことがあ
りそうですね。小池さんいい話をありがとうござい
ます。