今年も佐伯錦鯉市場で錦鯉のセリがはじまりましたー。
紹介が遅くなりましたが、初セリは4月9日(金)に終了し、明日は2回目の市場が開かれます。
鯉ヘルペス(鯉の病気)の流行で、他の市場が閉鎖された中、広島県で唯一市場が残っているのは、こちらの『佐伯錦鯉市場』だけなんですー。
佐伯地域では、昭和30年頃から錦鯉の水田養殖が行われていました。
町内を流れる玖島川・木野川の豊富な水量と、水質の良いことから旧佐伯町が女性の就労対策として、錦鯉養殖の計画を立案し、昭和37年に10人で養殖を開始したのが始めたそうです。
養殖開始1年後の昭和38年に25名で佐伯錦鯉生産組合を設立しその後、町ぐるみの取り組みと、県淡水魚指導所の技術援助を受け、生産量は増加し、過去の記録によるとピークは昭和48年に、組合員数108名で年間4、000万の市場売上があったそうですよー。
錦鯉は観賞用であるために、高度の生産技術が必要で昭和61年以降徐々に生産者が減少し、生産者の高齢化もともない現在は10名の組合員数で活動してます。
市場では一般の方の見学もでき、錦鯉を購入ご希望の方は
佐伯錦鯉生産組合へお問い合わせ下さい。