大場家郷士屋敷の雛飾りは市民の手で
本日、大雪が降っている行方市で、大塲家の雛飾りが、
始まりました
四百年の時を超え、人々の息吹を今に残す郷士屋敷
大塲家郷士屋敷は、霞ヶ浦・行方地域の政治・経済・
文化活動の拠点として、その歴史を今に語り続けています
水戸藩歴代藩主の御旅館として、大塲家が強い意志と
使命感をもって守り伝えている御殿です
中世の山城・玉造城を背にする位置に建つ
伝統的な茅葺住宅
行方市民の手で
玉造生活大学のみなさんの力で完成
優美に青竹で土間に飾り付けられた吊るし雛
会所には、玉造生活大学のみなさんの一針、一針、
魂を込めた吊るし雛や創作人形の数々が展示されました
行方市を代表する名所を市民の手で飾ることは、とても尊いこと
大塲家は代々水戸藩の大山守を務め、20数カ村の
藩有林を管理するとともに、各村の庄屋の上に立ち、
勧農、税の徴収・訴公・治安等、広域にわたる藩行政
にたずさわりました
雪の庭園を望む雛たちの声が 聞こえるよう
完成しました
江戸時代にタイムスリップしたかのような和の神秘さ
創玄で優美な世界
(大山守 大塲家郷士屋敷)ココ
(おおやまもり おおばけ)
土間から茶の間を望むと
七段のお雛様と、豪華な打掛が現われる
お殿様の玄関の間には
優美な打掛が現われる白無垢
次の間には
艶やかな振袖と三人官女が現われる
御殿の床の間は
お内裏様とお雛様が現われる
大場家・第三代清左衛門正治の時、初代水戸藩主・徳川頼房の
領内巡視の際の宿泊所として、また水戸藩南部の藩政事務所と
して、寛文期1661~72に建てられた格調高い御殿部の屋敷
大山守 大塲家郷士屋敷
ココ
■開館日:火・水・木・土曜日 3/3は開館します。
■開館時間:午前10時~午後4時(入館は3時まで)
■入館料:小・中・高校生・・・200円(団体20名以上は150円)
一般・・・300円(団体20名以上は250円)
※団体 要予約
■予約申込先:公益財団法人大山守大場家保存協会
TEL・FAX:0299-55-3230
大雪の中、頑張ってくださいました
雅な世界へ ぜひ



