こんにちは。ライホです!
私が大好きなテレビ番組で 『プロジェクト・ランウェイ 』 というアメリカの番組
(才能のあるファッション・デザイナーのタマゴを発掘する番組)があるのですが、
これを毎週見ていると母親に「そんなに好きなら、あんたもデザイナーになれば良かったのに」
なんて言われたりします。でも、こういう番組が好きで見るのと、ファッションデザインの
才能があるのとは全くの別物
自分が人より勝る芸術的才能がないからこそ、素晴らしい作品(ファッション/ 写真/ 美術/ 音楽 などなど)
に出会ったときは感動し、それを生み出した人物をより一層拝めてしまうのかもしれません。。。
さてさて、「最先端の芸術を生み出すひと」・・・といえば、私の石頭ではどうしても「都会の人」という
感覚があったのですが、ここ淡路島の出身者でもそんな人物が存在します!
その1人が清川あさみ さん。1979年生まれのテキスタイルデザイナーです。
ここ数年、多くのメディアで彼女や、彼女の作品が取り上げられているので、
ご存知の方もいるかもしれませんね。
手がけた広告やCMのデザインでいえば、スズキの「ラパン」(2005年)やキリン「アルカリイオン水」(2007)など。
CD/DVDジャケットでいえば、木村カエラ「リルラリルハ」やJUJU「奇跡を望むなら」などなど。
清川さんは、10代の頃ファッションに興味を持ち、東京の文化服装学院に入学。その後すぐに、
ファッション雑誌の読者モデルとして活躍、そして2001年より布や糸を使用した作品を生み出すアーティスト
として様々な分野で活躍しています。
何と言っても彼女の作品の特徴は、写真に直接刺繍をするという独自のスタイルにあります。
今までに手掛けた作品の一部は清川あさみさんの公式サイト(こちら )にて閲覧することができるのですが、
特に私が好きなのがこちら。
写真だけでは分かりづらいのですが、女性の口近くから出ている曲線はすべて刺繍。
女性の表情や色合い、刺繍の持つ立体的で、宝石のような煌びやかさ・・・全てがマッチして
何とも言えない趣を感じることが出来ます。
たまたま、ポートレイトの上に糸が乗っているのを見て、「縫えないか?」と思いついたのが
「写真に直接刺繍をする」という斬新なスタイルが生み出された背景。
(そんな感性を私も欲しいものです。。。)
このような、人よりも勝る芸術的才能によって、今までに篠山紀信や荒木経惟などの写真家と一緒に
仕事をしていたり、
長澤まさみや水川あさみ、上野樹里、井上真央などなど、今大活躍中の若手女優さんとも
お仕事をされています。淡路出身の宮地真緒とも仕事をしていますよ。
参照:美女採集 Asami Kiyokawa catch the girl
また、この美女採集はFRaUという雑誌で好評連載中。
ファッション誌の元読者モデルということで、容姿も美しく、しかも才能に充ち溢れていて、
羨ましいものですねぇ・・・。
ちなみに最近の清川あさみさんのブログ には淡路島に帰省したことが書かれていて、
このブログでも紹介したことのある、長手長栄堂さんの「あわじオレンジスティック」が
紹介されていましたよ♪