こんにちは。さくらんぼさくらんぼ嬢です(*^^)v


今日は、いよいよ公開いただいた内蔵(うちぐら)のご紹介をしましょう♪


行列のお宅は松浦家。当然のことながら、外からは蔵の存在はわかりません。興味津々の長蛇の列です。さぁ。通りを通って奥へ…。

蔵の日松浦家04


家の中を通り、奥まで行くと内蔵がありました。ありました。

内蔵の扉です。扉にはなんと手の込んだ鞘(さや)があります。

蔵の日松浦家02
蔵の日松浦家01 蔵の日松浦家03

石段を上がり、内部まで見せていただきましょう。

蔵の中には、ちびっこたちが・・・。ご当主が説明です。

普段はただ物置です。お宝が眠っている?さぁ?

今日のために開けていただきました。

この蔵、漆塗り。テカテカ輝いています。


こちらは、比較的新しい蔵です。ご当主や奥様の手入れでこんなに奇麗に磨かれています。

スゴイ!の一言。蔵の日のみの公開です!ぜひ来て観ていただきたいです。

蔵の日山中英一家01 蔵の日山中英一家02

そして、手入れの行き届いたお庭。玄関から庭の奥までは、100メートルもあります。

手前のもみじは、秋には真っ赤になるとか・・・。
今度真っ赤なもみじの写真も撮らせてくださいね。


こちらは、おなじみの日の丸醸造の文庫蔵。

これほど多くの方でごったがえしています。

床がきしんでしまわないか・・・心配です。
蔵の日日の丸01 蔵の日日の丸02

日の丸醸造の2階です。柱と柱の間隔の狭さにも、この梁の大きさにも皆さん唖然…としています。

そのうえ、この柱は、1階から2階まで通し柱と言いますから…。


二階への階段は急ですから、昇り降りは慎重に…。

社長さんのご厚意で2階にも通していただきました。


内蔵(うちぐら)は、その存在さえもわからぬように、家屋の中に建てられています。

所有者のご厚意により、内蔵を公開いただき、そこに多くの人が入ります。

その蔵が傷まないわけがありません。

増田の蔵の豪華さに多くの人が感嘆の声をあげます。

蔵を大事に後世に伝えてほしいと言ってくださいます。


「保存と保護」 難しい現実に直面しています。



こちらの蔵は明治期に建てられた蔵です。

もちろん、現在も活用されています。

堀田家02 堀田家01

内蔵(うちぐら)を覆う主屋(しゅおく)をリフォームし、通りの部分をフロアにし、廊下です。こちらのお宅では、書道教室を主宰していますので、生徒さんの書道展を蔵の日に開催です。

現在の暮らしと蔵が見事に融合しています。



蔵の日多三郎家03
蔵の日多三郎家02
蔵の日多三郎家02
こちらの内蔵も、通りの部分をフロアにしています。
こちらでは、掛け軸の展示も行われていました。

蔵の内部まで公開です。蔵の日以外でも時々公開のご協力をいただいています。


第3日増田蔵の日。多くの方に増田の蔵をご覧いただきた。

ご覧いた抱く一方で、建物の老朽化や摩耗が気になります。

増田の内蔵の貴重さや豪華さ、そして現代の生活にあって、あえて不便な生活の中で、家人が守り続けてきた意義に触れる時、その保存や保護の方法を個人の問題としてではなく、地域の課題として考えなければならない…そんな思いを強くした蔵の日でした。