こんにちは。さくらんぼ嬢です(*^^)v
今日は、いよいよ公開いただいた内蔵(うちぐら)のご紹介をしましょう♪
行列のお宅は松浦家。当然のことながら、外からは蔵の存在はわかりません。興味津々の長蛇の列です。さぁ。通りを通って奥へ…。
家の中を通り、奥まで行くと内蔵がありました。ありました。
内蔵の扉です。扉にはなんと手の込んだ鞘(さや)があります。
石段を上がり、内部まで見せていただきましょう。
蔵の中には、ちびっこたちが・・・。ご当主が説明です。
普段はただ物置です。お宝が眠っている?さぁ?
今日のために開けていただきました。
この蔵、漆塗り。テカテカ輝いています。
こちらは、比較的新しい蔵です。ご当主や奥様の手入れでこんなに奇麗に磨かれています。
スゴイ!の一言。蔵の日のみの公開です!ぜひ来て観ていただきたいです。
そして、手入れの行き届いたお庭。玄関から庭の奥までは、100メートルもあります。
手前のもみじは、秋には真っ赤になるとか・・・。
今度真っ赤なもみじの写真も撮らせてくださいね。
こちらは、おなじみの日の丸醸造の文庫蔵。
これほど多くの方でごったがえしています。
日の丸醸造の2階です。柱と柱の間隔の狭さにも、この梁の大きさにも皆さん唖然…としています。
そのうえ、この柱は、1階から2階まで通し柱と言いますから…。
二階への階段は急ですから、昇り降りは慎重に…。
社長さんのご厚意で2階にも通していただきました。
内蔵(うちぐら)は、その存在さえもわからぬように、家屋の中に建てられています。
所有者のご厚意により、内蔵を公開いただき、そこに多くの人が入ります。
その蔵が傷まないわけがありません。
増田の蔵の豪華さに多くの人が感嘆の声をあげます。
蔵を大事に後世に伝えてほしいと言ってくださいます。
「保存と保護」 難しい現実に直面しています。
こちらの蔵は明治期に建てられた蔵です。
もちろん、現在も活用されています。
内蔵(うちぐら)を覆う主屋(しゅおく)をリフォームし、通りの部分をフロアにし、廊下です。こちらのお宅では、書道教室を主宰していますので、生徒さんの書道展を蔵の日に開催です。
現在の暮らしと蔵が見事に融合しています。
こちらの内蔵も、通りの部分をフロアにしています。
こちらでは、掛け軸の展示も行われていました。
蔵の内部まで公開です。蔵の日以外でも時々公開のご協力をいただいています。
第3日増田蔵の日。多くの方に増田の蔵をご覧いただきた。
ご覧いた抱く一方で、建物の老朽化や摩耗が気になります。
増田の内蔵の貴重さや豪華さ、そして現代の生活にあって、あえて不便な生活の中で、家人が守り続けてきた意義に触れる時、その保存や保護の方法を個人の問題としてではなく、地域の課題として考えなければならない…そんな思いを強くした蔵の日でした。