話題の映画 「国宝」 見てきました
娘からも見た方がいいと、言われてたし、
話題となってましたね。 (原作本も読んだと言ってます)
吉田修一原作 李 相日監督
主演 吉沢亮、横浜流星。。
長崎の任侠の息子、喜久雄が歌舞伎役者の花井半二郎に見込まれて、
歌舞伎役者になって 国宝になっていく物語。
セットの大きさ、豪華絢爛さ、表舞台、裏側、
芸事のむずかしさ、厳しさも見えてましたね
歌舞伎の世界の 「血筋か芸か」 について、
人間は生まれを選ぶことは出来ないが、 生きていく上で 誰かの助けを受け、本人は努力に努力を重ね
一人前になり、 年齢を重ねていくんだということを しみじみ思いましたね
二人藤娘、 二人道成寺、 曽根崎心中、 鷺娘 などが演じられて 客席から 絶大な拍手が贈られるシーンは、
映画鑑賞している自分も つい 大きな拍手
を 送りそうになっていました。

廻りを見渡すと、誰も拍手する人はおらず、 「あ、そうだった 映画のワンシーンだった。」と 思ったほど
で、それほどまでに 引きつけられた自分が居ました。
若い二人の 女形、あでやかな衣装や、所作、舞い姿などなど
きれいでしたね~~
脇を固める、渡辺謙さん、 80歳の田中泯 さん、 寺島しのぶさん、 高畑充希さん などの 俳優陣もすばらしかったです