廿日市市の食と文化を紹介するフードフェスタ
「食べん祭はつかいち(たべんさい・はつかいち)」が17日、18日の2日間、
廿日市市宮島口の宮島競艇場で開かれ、
廿日市の特産品、名産品を目当てに訪れた大勢の来場者で賑わいました。
初の開催となったフードフェスタには市内商工会地域からも多数の出展参加があり、
出展者たちは実演販売や試食販売を交えたユニークなブース出展でふるさとの魅力を紹介しました。
安芸の宮島の対岸、宮島口にある宮島競艇場 競艇場がこの日は食と文化のイベント会場に
廿日市の豊かな食と文化の魅力を広くアピールして、交流が盛んな賑わいあるまちづくりを目的に、
廿日市市、廿日市商工会議所、廿日市市観光協会、
廿日市市3商工会(大野町、宮島町、佐伯)などでつくる実行委員会が主催。
市内外から40の企業、団体が出展して、
宮島競艇場の屋内外に自慢の特産品や名産品を紹介するブースを展開しました。
40の企業、団体のブースがずらりと並んだ インド料理店のシェフ。外国人らの出展もあった
市内商工会地域の大野・宮島両地区からは、
“株式会社A&Cわたや”“有限会社鯉城コーポレーション”“やまだ屋”
“大野漁業共同組合”“宮島漁業共同組合青年部”“生協ひろしま”など6つの企業・団体が。
佐伯・吉和両地区からは、“佐北旅飲組合”“佐伯商工会ふるさと産品振興会”
“吉和ふるさと産品”など3つの団体が出展。地元のイベントを盛り上げました。
A&Cわたやは、県内で11店舗を展開する飲食店舗“わたや”の看板メニュー、うどんを出品。
この時期にぴったりの特製カキうどんを提供して、温かな味で来場者をもてなしました。
鯉城コーポレーションは、牛ロースやエビ天、ジャコ天などの串焼き料理を実演販売。
バリエーション豊かな串焼きメニューで来場者を楽しませました。
もみじ饅頭の老舗、やまだ屋は、広島銘菓の実演販売を行って、手焼きの焼きたてを無料配布。
実演ブースの前には、興味深そうに伝統の技に見入る子どもたちの姿も。
配付時間が間近になると焼き上がりを待つ長い行列ができて、
焼きたてのもみじ饅頭を手にした来場者たちはその場で熱々の美味しさを頬張っていました。
牛串焼きの実演をした鯉城コーポレーション 伝統のもみじ饅頭づくりに興味津々の様子
佐北旅飲組合のブースでは、今年度の「地域資源∞全国展開プロジェクト」で
「津和野街道ブランド化事業」に取り組む佐伯商工会の職員らが、
津和野街道のPRを兼ねて佐伯寿司と街道汁を販売。
「ふるさとの味はいかが」と盛んに呼び込みをしながら、
山の幸、旬の食材を贅沢に生かした佐伯寿司 こちらも山の幸がたっぷりの豚汁風の街道汁
職員らは2日間でそれぞれ300食分の佐伯寿司と街道汁を用意。
「寒い日には汁物」とばかりにブースには多くの来場者が詰め掛けて、
ふるさと自慢の味は無事に完売。職員らもほっと一安心の様子でした。
津和野街道のポスターを展示して、津和野街道マップのプレゼントも実施。
来場者の反応は良く、今回のイベント出展は格好の地域PRの場となったようでした。
saikiのミックさんたちが自慢の味をアピールした 津和野街道のマップ(↑クリック!)
4つの企業、グループが共同出店した佐伯商工会ふるさと産品振興会のブースには、
名産の佐伯醤油や調味料、和菓子、山の幸など郷土色豊かな味がずらり。
3つの地元企業で構成した吉和ふるさと産品のブースでは、
吉和名物のあわび茸を使った串焼き、焼餅入りお汁粉などの実演販売が行われ、
お餅のような真っ白の肉厚なキノコを使ったイベントグルメが来場者の舌を楽しませ、
甘くて温かい冬の味が来場者の冷えた体を温めました。
名産の醤油など品目多彩な佐伯ふるさと産品 ケーブルテレビの取材を受ける吉和ふるさと産品
イベントホールでは期間中、原亥の子舞子連中(廿日市市原)や烏神太鼓(廿日市市大野)、
宮島太鼓(廿日市市宮島)、栗栖神楽(廿日市市佐伯)、吉和神楽(廿日市市吉和)などが出演して、
華麗で迫力のある伝統芸能の舞台を繰り広げたり、
キャラクターショーやサンフレッチェ広島の選手らによるトークショーなどもあって、
訪れた人たちは廿日市の食と文化を堪能しながら、楽しい週末を存分に満喫しました。
迫力ある和太鼓演奏などが来場者を魅了した キッズエリアでは遊びに興じる親子連れの姿が
↑saikiのミックさんが2日間の詳細をリポート
●お問い合わせ/大野町商工会 TEL(0829)55-3111
●お問い合わせ/宮島町商工会 TEL(0829)44-2828
●お問い合わせ/佐伯商工会 TEL(0829)72-0690
「食べん祭はつかいち(たべんさい・はつかいち)」の模様については、
広島県商工会連合会公式ホームページ
でも詳しく紹介しています。