佐伯区五日市湯来町両商工会
「佐伯区内商工会合併契約書締結調印式」が18日、
同区五日市中央4丁目の五日市商工会館で行われました。


調印式には、広島県商工会連合会の加島英俊会長津麦耕治広島市経済局次長

尾兼弘幸佐伯区長をはじめ、両商工会の正副会長、理事や職員など約25人が参加。

  厳粛な雰囲気の中で執り行われた調印式


調印式では、五日市商工会の二本松治義会長、湯来町商工会の橋岡博之会長と、
立会人の津麦広島市経済局次長、加島県連会長の4氏が、
両商工会が合併して新商工会を平成21年年4月1日に設立することを決めた
合併契約書に署名調印しました

 合併契約書に署名する五日市商工会の二本松会長(左写真)と湯来町商工会の橋岡会長


調印式は、二本松五日市商工会長の挨拶で始まり、
五日市商工会の塚本事務局長が調印式に至るまでの経過報告を行いました。

塚本事務局長が出席者一同に向け経過報告


両商工会の合併に向けた動きは、
平成17年4月に広島市と当時の佐伯郡湯来町が合併したのをきっかけにスタート。
翌年4月に湯来町商工会が五日市商工会に合併協議の開始を申し入れ
計4回の事務局会議を経て、同年12月に合併促進協議会を設置

昨年12月に合併基本協定調印式が行われた


平成19年7月の第5回会合で「合併基本協定書」を締結し
協議の場は法定の合併協議会へと移行
今年9月までに計3回の合併協議会を開催し、
両商工会は今月それぞれ開いた臨時総会で合併を承認して今回の合併契約書の締結へと至りました

 安堵の表情で記念写真に収まる会長と来賓ら(左写真)。その後、出席者全員で記念撮影


調印式後、津麦広島市経済局次長と尾兼佐伯区長が祝辞。
佐伯地域の総合経済団体として幅広い活動を期待しそれを力強く支援していきたい
元気な佐伯区の実現に向けてますますの協力を賜りたい」とそれぞれ挨拶しました。


最後に祝辞を述べた加島県連会長は、
商工会が生まれ変わるためには商工会関係者の“意識改革”“事業改革”
“組織改革”“財政改革”を行う必要がありそのための具体的な活動を行うことが重要だ
」と訴え、
全職員が一致協力して改革を進めて商工会が地域のためになくてはならない
存在として再認識してもらえるよう励んでいただきたい
」と激励の言葉で締めくくりました。

来賓2氏に続いて祝辞を述べる加島県連会長


合併契約書によると、新商工会の名称は“五日市商工会”湯来町商工会は来年3月末で解散
本所を現在の五日市商工会に設置して、湯来町に支所を置くことになっています。
9月末現在の会員事業所は2,133事業所五日市1,907事業所湯来町226事業所
来春には2,000人を超える規模の商工会として始動することになります


来年度の事業計画書では、会員ニーズを把握するために、
全職員による「全商工会員さん巡回運動」をいっそう推進し
組織強化のため会員増強運動を行って組織率の向上を図ることなどを重点事業に掲げて
積極的な事業展開を行っていくことにしています


さらに、両町の地域資源を生かした特産品開発と販路開拓や
観光資源を活用した新しい事業にも合併によるスケールメリットを生かして取り組んでいく考え

また、会報内容の充実を図り、ホームページ活用にも積極的に取り組むなど
情報受発信システムの構築にも力を入れていきたいとしています


●お問い合わせ/五日市商工会 TEL(082)923-4138
●お問い合わせ/湯来町商工会 TEL(0829)83-0306


五日市商工会と湯来町商工会の「佐伯区内商工会合併契約書締結調印式」については、
広島県商工会連合会公式ホームページ でも詳しく紹介しています。
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