地域中小企業が抱える経営課題の解決を支援する
“地域力連携拠点事業支援センター”

の開所式が先月30日、
広島県商工会連合会会議室で行われました。

事務所前で記念撮影する中国経済産業局
産業振興課の近村淳課長補佐(左)と、
本県連の木之下義昭専務理事


センター運営関係者と報道関係者ら約30人が出席。
式では、中国経済産業局産業振興課近村淳課長補佐から
「地域力連携拠点事業」についての説明と挨拶があった後、
経済産業省甘利明大臣のビデオメッセージが上映され、
運営関係者らが新事業に向けて気持ちを引き締めました。

甘利大臣のビデオメッセージに見入る関係者


地域力連携拠点事業事業は、
地域企業の経営力向上や事業継承などを支援するために
経済産業省が今年度新設した事業
中小企業の支援に関する専門的知識をもつ
“応援コーディネーター”を配した各都道府県商工会連合会
商工会などを“地域力連携拠点”に定めて、
中小企業が直面する課題に対しきめ細かな支援を行わせるもの。


全国で316機関が拠点に選ばれて、
県内では広島県商工会連合会のほか、

三次広域商工会など7か所が採択され、
同日から一斉に事業が開始されました。
事業期間は平成22年度(2010年度)までの3年間
年度ごとに事業実績が評価されます

木之下専務理事がセンター設置趣旨を説明


広島県商工会連合会では、県内商工会ひろしま産業振興機構
広島県総合技術研究所大学金融機関パートナー機関とし
窓口相談・出張相談事業専門家派遣事業情報提供事業
調査事業マッチング事業などの支援策を実施して
県内の中小企業の前向きな取り組みをサポートしていきます
なかでも、“経営力の向上支援”“創業・再チャレンジ支援”
“事業承継支援”
3つの課題対応を重点的に支援します。

県連への要望と期待を述べた近村課長補佐

ビデオメッセージでは、
「支援センターが運営を開始した。事業の開始にあたり、
事業にかける思いをみなさんに披歴したい」と、
甘利大臣が画面越しに語りかけることから始まり、
事業に向けた決意や事業計画を約5分にわたって述べました。

ビデオメッセージで事業について語る甘利大臣


甘利大臣はその最後に、「昔の人たちは、ないない尽くしの中から
知恵と汗と情熱で20世紀の奇跡を起こした

21世紀の奇跡を起こせるかは
みなさんの双肩にかかっている」と見る人を激励して、
ビデオメッセージを締めくくりました。


問/広島県商工会連合会地域力連携拠点事業支援センター
TEL(082)247-0221


“地域力連携拠点事業支援センター”の開所式については、
広島県商工会連合会公式ホームページ で詳しく紹介しています。