広島県内各地で桜が見ごろを迎えていますが、
安芸高田市向原町では春の訪れを告げるカタクリが満開となり、
訪れる人たちの目を楽しませているようです。

薄紫色の可憐な姿を見せているカタクリの花


カタクリが見ごろを迎えているのは、
向原町長田(川之内地区)にある“カタクリの里”
広さ約5,000㎡の西向きの山の斜面に沿うようにして、
約6万本から7万本のカタクリが
薄紫色のじゅうたんを敷き詰めたように咲き広がり
連日、全国各地から多くの観光客が
可憐な春の花を楽しみに訪れているようです。
カタクリの里を管理するまちおこしグループ
“グループ夢語苟里”では現在、「カタクリ祭り」として
自生地の一般公開を開催しています。

山の斜面に沿って咲き誇る。今週末が見ごろ


カタクリの里は広島県内有数のカタクリの自生地で、
グループ夢語苟里によると「日本最南限の自生地」とのこと。
カタクリの里はグループ夢語苟里によって丁寧に管理されており、
例年3月下旬から4月中旬にかけての約3週間
自然のままに咲く薄紫色の花が訪れる人を楽しませてくれます。
カタクリはもともとこの地に自生していたものですが、
地元地権者からの要請を受けたグループ夢語苟里のメンバーらが
13年前から自生地を維持管理する取り組みを始めて、
向原に新たな花の名所を作り上げました

シーズン中には全国各地から観光客が訪れる


グループ夢語苟里は7月上旬から1月中旬までの約半年間、
カタクリに日が当たるのを妨げる下草刈りや落ち葉掃き、
アザミ、ウバユリの除草などを1か月に1回の割合で行って、
春の開花を待ちます。


カタクリは花が咲いている間、
日が当たると開花し、日が落ちるとしぼみます。
ひとつの花がそれを5~6回繰り返して見ごろを終えるのですが、
その間、約1週間。可憐な花を愛でに行くには、
午前11時から午後3時までの日の高いうちが狙い目だとか。


カタクリの里には、ビニールハウスを利用して作った
手づくりのレストハウスがあり、軽食や飲み物が用意され、
地元特産品の販売も行われています。

軽食、特産品販売のほか、写真展なども開催


天ぷらうどん(300円)とセリ入り巻き寿司(200円)


さらに今年は、木小屋だった建物を改装した
“かたくり茶屋”が新たにオープン。
田舎風の店構えの店内には、
五右衛門風呂を利用した囲炉裏が備えつけられ、
昔の農機具古民具なども展示されて、
まるで時代をタイムスリップしたような雰囲気。
昔懐かしいレトロな空気に包まれながら、
コーヒーや抹茶でくつろぐことができます。

グループ夢語苟里のメンバーが田舎風に改築



土間の店内に五右衛門風呂を利用した囲炉裏


カタクリ祭りは今月13日(日)まで開催
最終日には来園者にチューリップの切り花がプレゼントされます。


問/安芸高田市商工会向原支所 TEL(0826)46-2227


「カタクリ祭り」については、
広島県商工会連合会公式ホームページ で詳しく紹介しています。