今年度の「広域商工会女性部活性化事業」で、
特産品開発を通じた地域活性化事業に共同で取り組んでいる
安芸区船越町の船越町商工会女性部と、
安芸郡海田町、坂町の両商工会女性部が、
坂町平成ヶ浜のパルティフジ・坂で16日に開かれた
「第24回ようようまつり」で、
メロンの漬物試食会を開きました。
ようようまつりのイベント会場にブースを出店
イベント来場者に摘果メロンの粕漬けと、
だし醤油で漬けたタカノツメと辛子風味の浅漬けの試食を提供。
メロンの軽快な歯応えや素朴な手づくりの美味しさが、
幅広い世代のイベント来場者から好評を得ました。
だし醤油でじっくり漬けた辛子風味の浅漬け
3町商工会女性部は現在、今年度の提案公募事業を活用し、
農産廃棄物を利用した高風味の漬物の開発をめざしています。
新たな特産品開発で地域活性化を図る目標を掲げて、
3町商工会女性部は今月6日、
熊本県から取り寄せた摘果メロンを使い、
初めての漬物の漬け込み作業に共同でチャレンジ。
漬け込み作業後も漬かり具合を細かにチェックして、
水で塩抜きをしたりして味の加減を調整。
イベントに合わせて、26kg分の漬物を完成させました。
酒粕に漬け込んだ粕漬けが人気を博した
3種類の漬物を並べた女性部の出店ブースは、
子どもからご年配まで幅広い層の来場者でにぎわいました。
「香りが良い」「心地よい食感」などと味の評価は高く、
なかには「ぜひ売ってほしい」と希望する人も。
特に女性部員たちが念入りに漬け込んだ粕漬けの評判が良く、
追加を出してもすぐにお皿が空になってしまうほど。
約300人に行ったアンケートの回答も好意的な意見が多く、
女性部員たちは大きな手応えを感じた様子でした。
出店ブースには年代問わず多くの来場が
お皿が空になるたびに漬物を次々と追加
3町商工会女性部では来年度も提案公募事業を継続実施し、
来月から本格的な漬物づくりをスタートさせます。
摘果メロンを使った粕漬けや浅漬けのほかにも、
薬膳漬け、焼酎漬けなどバラエティに富んだ漬物づくりも試みて、
地域の活性化に貢献していくことにしています。
問/船越町商工会 TEL(082)823-2754
3町商工会女性部の漬物の試食会については、
広島県商工会連合会の公式ホームページでもご紹介しています。
http://www.active-hiroshima.jp