明日は「楠公回天祭」です。
こんにちわ。
秋の深まりを感じる下呂温泉です
夜は虫の音が鳴り響くようになりました
さて、明日9日(日)は「楠公回天祭」です。
人間魚雷「回天」の開発者である、
下呂市出身の旧帝国海軍少佐・黒木博司公が
昭和19年9月7日、山口県周南市徳山湾大津島での
人間魚雷・「回天」の 訓練中、事故により殉職されました。(享年24歳)
この祭は黒木公と、「回天」により亡くなっていった多くの方々の慰霊祭です。
下呂市信貴山にある楠公社・「回天の碑」の前で執り行われます。
黒木公は幼いころより努力家で成績優秀、そして熱血漢であったと言います。
また、尊王心の篤い人物であったと伝えられます。
「回天」開発は戦争末期にあって、太平洋戦線のでの起死回生をねらったものでした。
信貴山楠公社には黒木公と、「回天」で亡くなった方々が祀られていて、
戦争の歴史を今に伝えています。
国の為に戦った方々へ祈り、悲惨な歴史がもう繰り返されることがないようにしなければなりません。
いつものどかな下呂温泉ですが、こんな一面もあるのですね。
信貴山楠公社
岐阜県下呂市森2318-3
http://www.hidashigisan.or.jp/