安土町商工会特産品開発「よしきりの会」その1
よしきりの会の活動
平成13年度ふるさとづくり推進事業に取り組む中で特産品グループ『よしきりの会』が発足しました。
西の湖に生息するヨシの若葉を利用して、水郷地帯に古くから伝わるちまきをヨシちまきと命名し安土町の特産品にしようと取り組みが始まりました。
5月、6月の若葉を保存し、青々とした葉を使ってヨシちまきを作っています。
平成15年度には「ヨシちまき」の名前も商標登録することができました。
16年度は、新たな展開としてヨシ抹茶に挑戦し、ヨシの新芽の緑の葉を冷凍保存すると一年中その緑の葉を保っているので、ヨシちまき・ヨシだんご・ヨシおこわの包む部分に利用し、ヨシの風味を残すよう工夫しています。
試行錯誤を重ねた結果、新茶と同じようなヨシの新芽を抹茶状に完成することができました。
ヨシが抹茶状に完成したことによりお茶だけでなく、粉末を利用したヨシだんご・ヨシゼリーと幅広い商品開発を行なうことができます。
地元のイベントや観光地の茶店でヨシ抹茶とヨシだんご等をセットに販売していますが、美味しい、懐かしいの反響をいただきながら事業を展開中です。
近年、水質保全の環境問題を起点にヨシの効用が見直されている中で緑茶と変わらない美しいグリーン色のヨシ抹茶の成分分析を行い健康食品にならないか 又、ヨシの抹茶の粉末が他の食材として活用できないか等検討を重ねています。
今後の特産品開発研究とともに、全国でも例のない広いヨシ原が広がる西の湖の景観を守りながら積極的にまちのPR、活性化に努めていきます。
よしきりの会はいつでも入会OKです。みんなが願いをこめて一歩一歩地道に活動しています。
ヨシに興味のある方安土町商工会までご連絡ください。(0748-46-2389)