甘酒こぼし
平成21年7月26日
午前10時より祭典
午後1時より 甘酒こぼし 甘酒をかけあいます。
秩父市荒川白久
猪鼻 熊野神社
秩父鉄道三峰口駅下車 歩 15分
バス 西武バス 荒川郵便局前下車 1分
甘酒こぼしの由来
景行天皇(AD71~130)の第三皇子、倭建命が東夷を平定のおり、
甲斐の国から雁坂峠を越えて三峰に登り、下山の途中この地で人々を苦しめていた大きな猪を退治しました。
実はこの猪は山賊の頭でした。その他の仲間の山賊達はみんな大岩におし倒されて死んでしまいました。
この岩の形が猪の鼻にそっくりでしたので、この地を「猪鼻」(猪鼻)と呼ぶようになったと言われています。
山賊をたいじしてもらった人々は大変喜んで、濁り酒(どぶろく)をつくって命に献上しました。
これが後に甘酒となり、村人がお互い甘酒をかけ合う疫病除けのおまじないに也、「甘酒こぼし」と言われ、熊野
神社(おくまんさま)の夏祭りとして今に伝わっています。
無病安全豊作などの祈願を行い、子供から大人までふんどし(パンツ)ひとつで賑やかに甘酒を頭からかけ合い
ます。
(源内)