バトンに参加している方々のブログを毎日、愉しみに読んでいます。

 
 
 
お会いしたことのある方も、
ない方も…
 
「こんな方々がいてくれるんだなぁ」と読んでいて、嬉しくなります。
 
 
 
以前にも書いたのだけど、
私の大切な宝物に、ブログでも出会わさせてもらえるのです。
 
 
 
それぞれに、相手のことを想って書いて下さっているブログ…。
 
 
読ませていただけて、本当に有り難いです。
 
 
 
みなさん、ありがとう。
 
 
 
はじめに、伝えたくなっちゃいました。^^
 
 
 
 
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昨日は、中学3年の長男の三者面談がありました。

 
 
彼は、小学校卒業前に、中学に行かないと決め、
中学1年、2年と行かずにいました。
 
 
その2年間を通して、自分の感じたことなどから、
3年生から学校に通うことを決め、
毎日登校しています。
 
 
今回、お話ししたいことは、長男の不登校や学校のことではなく、
その出来事の中で、起きたこと、感じたことです。
 
 
 
中学校には行かないこと、行かずにどのように過ごしていくのか、
小学校の先生方ともたくさん話し合いをして頂きました。
 
 
6年生の担任の先生は、息子の気持ちに寄り添ってくれる先生で、
気持ちを受け止めつつ、必要なことを話して下さいました。
 
 
 
校長先生も話しを聞かせてもらいたいということで、
 
私たち親子と教頭先生と担任の先生とで、校長室で話しをする機会がありました。
 
 
 
どんな話になるのだろうかと親子で緊張していましたが、
 
開口一番、校長先生は、
 
「私は、あなたのひいおばあちゃんに大変お世話になりました。」
 
と息子に、頭を下げながら言って下さいました。
 
 
 
息子にとっての、曾おばあちゃん、
私にとっての祖母は、この市の中学校で養護教諭をしていました。
 
 
 
私が驚いていたところ、
 
「私もお世話になりました。」と、
 
横に座る、教頭先生も笑顔で頭を下げながら、言って下さいました。
 
 
 
それから、お二方が、
祖母の話しをたくさんして下さって、
 
どれだけ生徒想いの先生だったか、
どれだけ同僚の先生たちを助けてくれたか、
「もし、先生がいなければ…」と、話しをして下さいました。
 
 
当時、祖母が亡くなって、
3年程、経った頃でした。
 
 
私も、懐かしく思い、
祖母からよく学校の話しを聞いていたことを話し、
祖母の昔話しに花が咲きました。
 
 
祖母の話しが終わると、
息子のこれからの話しをして下さり、
 
学校には行ってほしいと思うが、
何かあれば力になるので、何でも言ってほしいと言って下さいました。
 
 
 
校長室から出ると、
 
担任の先生は、
「話しが思わぬ程、良い流れになり、驚きました。」と言われ、
(担任の先生は、祖母のことは知りません)
 
「私は、校長先生たちが厳しいことを言われるだろうと考えて、
その時は、○○君を守ろうと思っていたのですが……良かったです。^^」
 
と言って下さり、そのお気持ちも大変有り難かったです。
 
 
 
学校からの帰り道、
私は涙が止まらなくなりました。
 
話しが上手くいったからではありません。
 
 
 
祖母を感じたから。
 
 
 
いつも誰かを思っていた、
 
そんな祖母が大好きでした。
 
 
とてもあたたかい気持ちに包まれたのでした。
 
 
 
そして、また昨日、中学校で、
 
祖母を知る先生とお話しする機会がありました。
 
 
 
その先生も、息子に、
 
「お世話になった」
「一つ一つ教えてもらった」
「先生がいてくれなかったら…」
 
と祖母のことを話して下さいました。
 
 
 
また、祖母に会えた。その方の中の祖母に。
 
そのことが、嬉しくて。
 
 
 
祖母はどんな人生だったのだろう。
 
どんな方々と関わったのだろう。
 
その方々の人生はどんな人生なのだろう。
 
 
祖母が関わった方々が幸せであってほしい。
 
祖母がそう願っていたように。
 
 
 
 
祖母の人生はまさに波乱万丈でした。
 
私の想像を絶する体験ばかりです。
 
苦労人だと思っていました。
 
 
 
ですが、バトンで人生というものを知りはじめ、
 
祖母らしい人生だったのだと感じています。
 
 
 
私には、本当のことはわからないけれど、
 
祖母を想うと、あたたかい気持ちになります。
 
 
 
 
 
それぞれが全く違う存在だから、相手のことはわかり得ません。
 
 
それぞれに想いがあり、
 
それぞれに人生があるということ。
 
 
 
だからこそ、想うことしかできません。
 
 
 
 
私は、これまで対応しかしてきませんでした。
 
だから、行為と結果に囚われていました。
 
自分に対しても、相手に対しても。
 
何も見えていませんでした。
 
 
ですが、そのことを否定しているのではありません。
 
 
 
 
知らなかったのですから。
 
 
 
 
 
『相手を想う』ということは、他では語られていません。
 
 
とてもシンプルなことですが、
 
ここに書いても伝えきれないのです。
 
 
書いても書いても、行為として捉えられてしまうでしょう。
 
 
 
だから、バトンに参加して、体験してみてほしいと願っています。
 
 
 
あなたの人生として。
 
 
 
想いを感じられる場所です。
 
想いで生きている方々がいるから。
 
 
 
そこで、想いに出会えば、あなたの観える世界が変わってしまう。
 
 
私も、その不思議をリアルに体験中なのです。^^
 
 
 
 
人生って、本当にやさしいのですね。
 
 
 
 
shoko
 
 
 
 
 
本質的な叡智のバトンは、12月12日から17日まで、兵庫で開催されています。
 
その後、12月19日から24日まで、北九州。
 
年末年始は、出雲で開催されます。
 
 
お問合せ、お申し込みはそらさんまで。
 
 
 
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