日常の対処に追われる日々。
とにかく、目の前の処理に必死で、自分自身を振り返る暇もない。
もしかすると、振り返ってしまったら、、、
もう動けなくなるかもしれないと感じているのかもしれない。
自分だけじゃなく、
周りにいる大切な人たちが本当に幸せかどうなのかもわからない。
「みんないろいろあるだろうけど、幸せなんじゃないの?」
そんな感じ。
それ以上、知ろうともせず、
また目の前の処理する中に入っていく、、、。
「今、幸せ?」
そう問われると、
「幸せなんじゃないかなぁ。
家族も健康だし、
仕事も順調だし、
経済的にも安定しているし、
趣味もあるし、
友だちもいるし、
好きな物に囲まれてるし、
、、、。」
そんな条件を幸せだということにしている。
私には、人生を諦めて、うつむいているあなたが見える。
私もそうだったから。
本当は求めているのに。
本当は人生をかけて観たい世界があるはずなのに。
諦めて、
心の隅に追いやっている。
「人生をかけて?」
「生まれてきた意味?」
そんなことを本気で考え出したら、現実社会で生きていけない。
でも、、、
何のために生まれてきたの?
何のために生きているの?
条件を手に入れるためなのだろうか?
何かができるようになるため?
立派な人になるため?
本当は何を求めているのだろうか?
何を手に入れたら、心が満たされるのだろうか?
ある程度、考えられることは手に入れたのに、
ふと、ぽかーんと心に穴が開いているような、
むなしさが訪れる。
冷めた自分が、
冷めた目で自分を見ているような、、、。
でも、
ふと我に帰って、
そんなこと考えてもしょうがないと
スイッチを切り替えて、
また日常に戻る。
何も感じないようにして、、、。
そんなあなたに、本当のあなたを知ってほしい。
諦めないでいいことを知ってほしい。
あなたがその胸にずっと秘めてきた“あなたの観たい世界”があることを知ってほしい。
今、あなたが見失っていることに気付いてほしい。
そんな本当のあなたを知りたい、感じたいと想っている人たちがいる。
あなたの本当の人生を想う人たちがいる。
その人たちは、何か特別な能力を持っているわけではない。
ごく普通の人たち。
でも、あなたはその人たちに出会って、きっと気づくことができるだろう。
そのごく普通な人たちの当たり前な姿が、
とても特別に思えるだろう。
今まで感じられなかったことが感じられるだろう。
あなたが心の隅に追いやって、
あなた自身でさえ、見つけ出せなかった、
“あなたの観たい世界”を
照らしてくれる人たち。
照らされたことによって、
あなたは自分自身で見つけることができるだろう。
そんな体験ができることを、切実に願っている。
届くはずもないのだけど、どうか届くように、、、と願って。