隙間があれば読書しています。

子育ては親育てとよく言うけれど、
久しぶりにドキドキするタイトルの本を見つけてしまったので衝動買いし、一気読みしました。


電子⬇︎

▼概要(引用)
「言うことを聞かないなら、もう何も買ってあげない」などと脅して子どもを思い通りに支配しようとする、「あなたのためを思って言っているのよ」などと言いつつ、実際は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先しようとしている、子どもを罵倒する、必要なものを与えない、子どもの領域を平気で侵害しようとする、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力をふるう……。なぜ我が子にそんな仕打ちができるのか。そこには、「子どもは自分のもの」という所有意識、「子どもは自分をよく見せるための付属物」という歪んだ認識や「攻撃者との同一視」という心理メカニズムなどの様々な原因が窺える。非常によくみられる例を一つ挙げると、子どもが「いい学校」「いい会社」に入ることを親が願うのは、子どもの幸福のためだと親は信じている。だが実際は、「自慢したい」という思惑や打算が潜んでいることがしばしばある。しかし親は「自分は正しいことをしている」と思い込んで疑わないのだ。攻撃的な親から身を守るために、そしてあなた自身がこんな親にならないために。精神科医が自身の経験も語りながら解説。


ダメだとわかっていても
日常的に使ってしまう
交換条件・脅し文句ショボーン


「ご飯をピカピカにできないなら
おやつは食べられないよ」


「そんな言葉遣いをするなら
ママは嫌な気持ちになるから
もう●●とはお話しないことにするよ」


本当は
「ご飯をピカピカにして
あとからおやつ食べよう!おねがいキラキラ
って肯定文で言いたいチーン
そのほうがいいってわかってるチーン


本当は、
「悲しいから優しい言葉で
お話してくれる?って言うだけでいいチーン

それも、わかってるチーン


でも、出来ない瞬間がある。


自分のことを
ものすごく遠巻きに見て
客観的に観察しつつも、
それでも出来ない時があるのです。


自分の中にある歪みを、
冷静に感じる瞬間でもありますチーン



なぜ
攻撃してしまうのか?


自分なりの分析。


その①
私と子供だけの空間の時に
出ることは少なく、
夫だったり両親だったり、
私が周囲の人に対して不満がある時に
出る傾向にある。


例)みんなで食事をとっている時
「なんで私ばっかりこんなに四苦八苦して子供にご飯を食べさせているのにアンタ達は悠長にゆっくりご飯食べてるの?私だってゆっくり食べたいんですけど。え、怒るの私だけ?助け舟とかないんだ?」の心境の時


=余裕で子育てしていると
 思われたくない
=大変さをわかって欲しい
 アピール



その②
子供がお片付けできない時、
乱暴な言葉を使う時など
私が「こうすべきではない」と思っていることと反する行動をされた時に出る傾向にある。


例)子供が何度言ってもお片付けをしなかったりグズってわざと乱暴な物言いになったりスネたりして収集がつかない時


=私はちゃんとやってます、
 でも子供が
 ちゃんとやらないんです
 アピール



一体誰に「ちゃんとやってる」と
わかってもらいたいのかなーキョロキョロ
整理していくと、自分のことがわかっていきます。


その犠牲になり
無駄に怒られる子供ショボーン

文字にすると
ホントかわいそうショボーン


だいたいお片付けなんて
辛抱強く親が一緒に何度も何度も
繰り返してやっていかないと身に付かない。
ただ「片付けなさい」って言うだけなんて
まったく意味がない。
そんなの子供はやり方を覚えようがない。
それもわかってる…!


この本のように
良い学校に行って欲しいとか
良い会社に入って欲しいとか
そーゆうのはあまりないんだけど…

だって良い学校にいっても良い会社にいってもそれを鼻にかけたロクでもない人間なんて山ほどいるし見てきたし、むしろそこを自らの生涯の取り柄のようにひけらかすような人になるくらいなら、好きなことして好きなように活き活きと自分の人生を生きていって欲しい…そーゆう社会に行けば行くほどマウントを取ったり取られたりし続ける世界。その中で生きるって、それが平気な子ならいいけど、しんどくない??
(←この思考もかなり歪んでるw)


じゃあ何かっていうと、


疲れのどピークに
ハマりたくないとか

のんびりしたいとか

ダラダラ過ごしたいとか

そんな気持ちからくる
焦りと怠け心なんだよなー。


忙しくなること、
余裕がなくなることを
なぜか無意識に恐れている…


なぜ??
無駄にカロリー消耗したくない…
予想外の出来事にうろたえたくない…
準備しておきたい…

自分の変えられない性分のせいで
子供に嫌な思いをさせている。

色んな自分向きの要因がここに。


じゃあ、
子供って邪魔者なのか?
違うのに。
そんなこと微塵も思っていないのになあ。


でも、
自分で産んだんでしょ。
みたいな風潮にぶち当たるとツライ。
「大変」って会社で言えないとき…とかね。



自分のキャパがないことが理由で
子供に交換条件を出しちゃう
脅しちゃう
相手が大人かのように
子供に対して怒ってしまう


そーゆう時、
読んでみるといいかもです。


なにを恐れている?
なにを望んでいる?
整理すると少しずつわかってきます。




私はもう、後悔した時は、
罪滅ぼしのように
全力で遊ぶようにしています。



怒るのは自分が未熟なせい。
相手はまだ小さな小さな子ども。


今日も穏やかに
「おやすみ」って言って
眠れたらいいなあ。


⬇︎ご近所さんがくれたさくらんぼ、
美味しかったラブラブ