前回記事→時短勤務と現実

ワーママ向け(時短勤務者向け)研修に行ってきた。

朝5時半に家を出て、7:30の飛行機に乗り…
(息子は母が保育園に送ってくれた)
約4時間の研修を受けてまた飛行機で帰宅し、それでも息子のお迎えはいつもと同じ時間に間に合うって…。
日本スゲー滝汗
いいんだか悪いんだか。

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夜明け前…

JR、バス、タクシーを駆使して強行したけれど、どの乗り換えでも全然待ち時間がなく(飛行機なんて出発直前の15分前に空港着とか滝汗)、朝食も昼食もそのへんにあるサンドイッチしか食べていないガーン

往復の飛行機の中で1時間ずつ寝られて、
久々に文庫本をじっくり読めたのが唯一良かったところかな…飛行機

で、肝心の研修は…

なんか、なんか、
結局今の自分の立場を再認識した。
自分がどーしたいのか決まらないから、ブレるんだー。
と、認識させられた。

そんな研修だった。

同じく研修に参加されていたママさん達は
もうかなり割り切っていて、
「出来ないもんは出来ないよ!!
もー帰ります、出来ませんって言う!!とか
「大変なら人事を呼び出して部署異動してもらいなよ!とか、

時短勤務することについて
もっともっともっと、
かなりスパっナイフと割り切っていた。

対して私は、
今の役職なのに役割を果たせなくていいのかなとか、
それなりに評価もしてもらえないと、(ただでさえ時短勤務で給料けずられているのに)これ以上給料が下がったら大変だよ、とか
そんな風に悩んでいて、
自分がどんな風に働いていたいのかに迷いがあったからあれこれ悩んでいたのかも…と考えさせられた。

そもそもこんな風に悩むようになったキッカケの1つに、職場の人との関係がある。


もともとその日の機嫌で対応が左右することか多く、パワハラしたり色々あって人事も手を焼いているようなその人と(まあ、どこにでも1人くらいはいる)、育休後初めて同じチームで仕事をするようになり。

職場のとある人には
息子のアデノウイルスで休みが重なった頃からついに口をきいてもらえなくなったタラー

職場の人が順番にターゲットになっていて、あー、ついに私の番になったか…と。
他の人も「またか…」という感じで味方はいるけれども、育休前は「仕事は仕事なんだからガキみたいな対応してるんじゃねえよムカムカ」と思えていたのが、

こちらの都合で休んで負担をかけている以上そんな強気なことは全く思えなくなり。

私のほうが役職が上なんだけど私のほうが年下…というかなり気を使うポジションの中、
「アイツ、役職が上のくせに全然いないから何も決まらないじゃん!!」とか影で言われたりして、どこまで此の人の要求に応えようと頑張るべきか?自分の選任業務もあるし、バランスどうする?
などと悶々としていたのでした。

何もない時は完全無視なんだけど、
弱ってる時にそーゆう仕打ちをくらうと本当にグサっとくるし仕事辞めた方がいいのか!?とか最悪のパターンを考えたりもする。


でも、今回の研修で改めて思ったこと。

まず大前提の優先順位。
息子・家族との今の生活を守ること。
普通に働いて、お給料をもらって、おもちゃや自分のものをたまに買えて、年に一度くらいは家族で旅行に行けるような生活。それを守って行きたい。

それが実現出来るなら、
仕事の中での取捨選択、ある程度の割り切りはやむを得ないと感じた。

家族との今の生活が維持できるなら多少の居心地の悪さは我慢しよう、というのも。

だって、この勤務体系も息子が子どものうちの今だけだし。

そう思ったら、
今得られない経験も、ポジションの中で出来なくなる仕事があることも、たいしたことじゃないな、と腑に落ちた。

子育てがひと段落してからまた頑張ればいーや。と。

改めてそーゆう気づきを得られただけで、参加して良かったなあと思った。

・出来ることを勤務時間内で全力でやる。

・「今の役職なんだからあれもこれも覚えなきゃ」とか、もう焦らない。削ぎ落す。

それでいいんだ!!
これをやっていこうグーと思った。

今回の研修は
私の研修のあとに私の上司も研修を受ける…というシステムだったんだけど、参加後しばらくしてから上司にはこんな提案をもらった。


役職や評価方法は変えず、業務量を勤務時間に合わせて減らす。
今の業務の専門性を高めるために他業務を見直し、選択と集中をする。

上司としても、
「頭ではわかっていたけれど改めて制度や体系について研修を受けると本当にはわかっていなかった」と話があった。

私もタイムマネジメント中心の話の中でたくさんの気づきがあったので、互いに「良い機会だったね」となりました。

そしてそもそも思ったのが、
時間の概念なく働く人が多すぎだよね
ってこと。

残業前提の働き方がなくなってみんなが定時に帰るように優先順位を決めて仕事が出来れば、時短勤務で先に帰る罪悪感もなくなるよ。

18時以降に大事なことが決まって行く今の状態もおかしいし、休みの日に仕事の電話が当たり前のように来るのもおかしいよ、と。

そーゆうのは伝えさせてもらった。

時短勤務も、育児している人だけではなくて
「給料減ってもいいから週3日休みたい」という男性社員が使えるようになる…とか、色んな働き方が出来る世の中になればいいのになあ。


そーゆう深いところまで考えさせられた研修(同僚からの無視?笑)でした。

たぶんこれからも色々な問題は出て来ると思うけど、自分の優先順位を念頭に置いて、出来るだけ気持ちよく生活していこうグー

また育児と仕事の両立、頑張るぞーグーキラキラ